特殊値の表記#
ここでは、複雑な関数の特殊な値の表記を定義します。定義はテキスト、表、または数式で提供されます。
z、z1、z2 などは複素数を表します。
i、
i2=-1は虚数単位です。x、X、x1、x2 などは実数部と虚数部を表します。
y、Y、y1、y2 などは虚数部を表します。
X と Y は、特に明記しない限り、任意の有限の正の IEEE-754 浮動小数点値を表します。
Quiet NaN と Signaling NaN は、それぞれ QNAN と SNAN で示されます。
IEEE-754 の正の無限大または浮動小数点数は、X、Y などの前に
+記号を付けて表されます。IEEE-754 の負の無限大または浮動小数点数は、X、Y などの前に
-記号を付けて表されます。
CONJ(z) と CIS(z) は次のように定義されます。
CONJ(x+i·y)=x-i·yCIS(y)=cos(y)+i·sin(y)
特殊値テーブルには、RE(z) 列と i*IM(z) 行の交差点にある z 引数に対する関数の結果が表示されます。関数が引数 z で例外を報告した場合、このセルの下部に発生した例外と VM エラーステータスが表示されます。空のセルはその引数が正常であり、結果が数学的に定義されていることを示します。