hegvd_scratchpad_size#
hegvd (USM バージョン) 関数に必要なスクラッチ・パッド・メモリーのサイズを計算します。このルーチンは、oneapi::mkl::lapack 名前空間に属します。
説明#
hegvd (バッファーまたは USM バージョン) 関数に渡されるスクラッチパッド・メモリーが保持する T タイプの要素数を計算します。
API#
構文#
namespace oneapi::mkl::lapack {
template<typename T>
int64_t hegvd_scratchpad_size(sycl::queue &queue,
int64_t itype,
mkl::job jobz,
mkl::uplo uplo,
int64_t n,
int64_t lda,
int64_t ldb)
}入力パラメーター#
- queue
hegvd (バッファーまたは USM バージョン) 関数の計算が実行されるデバイスキュー。
- itype
1、2 または 3。解決する問題の種類を指定します。
itype
= 1の場合、問題のタイプはA*x = lambda*B*x;です。itype
= 2の場合、問題のタイプはA*B*x = lambda*x;です。itype
= 3の場合、問題のタイプはB*A*x = lambda*xです。。- jobz
job::novecまたはjob::vecである必要があります。jobz = job::novecの場合、固有値のみが計算されます。jobz = job::vecの場合、固有値と固有ベクトルが計算されます。- uplo
uplo::upperまたはuplo::lowerである必要があります。uplo = uplo::upperの場合、a と b はAとBの上三角部分を格納します。uplo = uplo::lowerの場合、a はAとBの下三角部分を格納します。- n
行列
AとBの順序 (0 ≤ n)。- lda
a の先頭次元;
max(1,n)以上。- ldb
b の先頭次元;
max(1,n)以上。
例外#
例外 |
説明 |
|---|---|
|
不正な引数値が指定されると、この例外がスローされます。例外オブジェクトの info() メソッドによって、不正な引数の位置を特定できます。 |
戻り値#
hegvd (バッファーまたは USM バージョン) 関数に渡されるスクラッチパッド・メモリーが保持する T タイプの要素数。