ungbr_scratchpad_size

ungbr (USM バージョン) 関数に必要なスクラッチ・パッド・メモリーのサイズを計算します。このルーチンは、oneapi::mkl::lapack 名前空間に属します。

説明

ungbr (バッファーまたは USM バージョン) 関数に渡されるスクラッチパッド・メモリーが保持する T タイプの要素数を計算します。

API

構文

namespace oneapi::mkl::lapack { 
  template<typename T> 
  int64_t ungbr_scratchpad_size(sycl::queue &queue, 
  mkl::generate gen, 
  int64_t m, 
  int64_t n, 
  int64_t k, 
  int64_t lda) 
}

入力パラメーター

queue

ungbr (バッファーまたは USM バージョン) 関数の計算が実行されるデバイス キュー。

gen

generate::q または generate::p である必要があります。

gen= generate::q の場合、ルーチンは行列 Q を生成します。

gen= generate::p の場合、ルーチンは行列 P を生成します。

m

戻される行列 Q または P^T の行数 (0 ≤ m)。

gen= generate::q の場合、m ≥ n ≥ min(m, k) となります。

gen= generate::p の場合、n ≥ m ≥ min(n, k) となります。

n

戻される行列 Q または P^T の行数 (0 ≤ n)。制約については m を参照してください。

k

gen= generate::q の場合、元の m 行 k 列の行列の列数が gebrd (USM バージョン) によって縮小されます。

gen= generate::p の場合、元の k 行 n 列の行列の行数が gebrd (USM バージョン) によって縮小されます。

lda

a の先頭次元。

例外

例外	説明
mkl::lapack::exception	不正な引数値が指定されると、この例外がスローされます。例外オブジェクトの info() メソッドによって、不正な引数の位置を特定できます。

戻り値

ungbr (バッファーまたは USM バージョン) 関数に渡されるスクラッチパッド・メモリーが保持する T タイプの要素数。