get_mode#

キューの VM モードを取得します。

説明#

get_mode 関数は、特定のキューの精度と VM ストライド API の動作を制御するグローバル VM mode パラメーターを返します。変数値は、次の表にリストされている値のビット単位の OR ( | ) による組み合わせです。

mode の値

説明

精度制御

oneapi::mkl::vm::mode::ha

VM 関数の高精度バージョン。(デフォルト)

oneapi::mkl::vm::mode::la

VM 関数の低精度バージョン。

oneapi::mkl::vm::mode::ep

VM 関数のパフォーマンス強化精度バージョン。

スライス引数のチェック

oneapi::mkl::vm::mode::badarg_exception

無効な引数の場合、oneapi::mkl::invalid_argument 例外をスローします。(デフォルト)

oneapi::mkl::vm::mode::badarg_quiet

無効な引数は、呼び出しを「no-op (ノー・オペレーション)」にします。VM ステータスは vm::status::empty_computation に設定します。

スライス・インデックス制御

oneapi::mkl::vm::mode::slice_normal

等しくないスライスサイズは無効とみなされます。(デフォルト)

oneapi::mkl::vm::mode::slice_minimum

すべてのスライスサイズの最小値によって評価数が決まります。

oneapi::mkl::vm::mode::slice_cyclic

出力スライスのサイズによって評価数が決まります。入力スライスは最初から折り返されます。

デフォルトのローカルモード

oneapi::mkl::vm::mode::not_defined

VM モードが定義されていません。これには効果がありません。

以下の例をご覧ください

API#

構文#

uint64_t get_mode( queue& exec_queue )

get_mode は次のデバイスをサポートします: CPU と GPU。

入力パラメーター#

exec_queue

ルーチンが実行されるキュー。

出力パラメーター#

戻り値 (ステータス)

グローバル VM モードを指定します。

#

accm = get_mode (exec_queue) & mode::accuracy_mask; 
denm = get_mode (exec_queue) & mode::ftzdaz_mask;