bernoulli#

ベルヌーイ分布の乱数値を生成します。

説明 #

bernoulli クラス・オブジェクトは、generate 関数で使用され、1 回の試行が成功する確率が p であるベルヌーイ分布乱数を提供します。ここで \(p \epsilon R; 0 \leq p \leq 1\) です。

試行後に成功確率 p で 1 に等しく、確率 1 - p で 0 に等しい場合、変量はベルヌーイ分布であると呼ばれます。

確率分布は次のように表されます。

P(X=1) = p

P(X=0) = 1 - p

累積分布関数は次のようになります。

\[\begin{split}F_p(x) = \begin{cases} 0, & x < 0 \\ 1 - p, & 0 \leq x < 1, x \in R \\ 1, & x \geq 1 \end{cases}\end{split}\]

製品および性能に関する情報
性能は、使用状況、構成、およびその他の要因によって異なります。詳細は、https://www.intel.com/PerformanceIndex (英語) を参照してください。改訂 #20201201

API #

構文#

namespace oneapi::mkl::rng { 
  template<typename IntType = std::int32_t, 
           typename Method = bernoulli_method::by_default> 
  class bernoulli { 
  public: 
    using method_type = Method; 
    using result_type = IntType; 

    bernoulli(): bernoulli(0.5f){} 
    explicit bernoulli(float p); 
    explicit bernoulli(const param_type& pt); 

    float p() const; 
    param_type param() const; 
    void param(const param_type& pt); 
  }; 
}

サポートされるデバイス: CPU と GPU。

インクルード・ファイル#

oneapi/mkl/rng.hpp

テンプレート・パラメーター#

typename_IntType = std::int32_t

生成された値のタイプ。固有の値は次のとおりです:

std::int32_t

std::uint32_t

typename Method = oneapi::mkl::rng::bernoulli_method::by_default

生成メソッド。固有の値は次のとおりです:

oneapi::mkl::rng::bernoulli_method::icdf

配布テンプレート・パラメーター・メソッドのメソッドの説明を参照してください。

入力パラメーター#

名前	タイプ	説明
p	`float`	試行の成功確率 `p`。

bernoulli

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