poisson_v#

平均が変化するポアソン分布のランダム値を生成します。

説明 #

poisson_v クラス・オブジェクトは、generate 関数で使用され、分布パラメーター \(\lambda_i\) を持つポアソン分布乱数を提供します。ここで、\(\lambda_i \in R, \lambda_i > 0\) です。

確率分布は次のように表されます。

\[P(X_i = k) = \frac{\lambda_i^k \exp(-\lambda_i)}{k!}, k \in \{0, 1, 2, \ldots \}\]

累積分布関数は次のようになります。

\[\begin{split}F_{\lambda_i} (x) = \begin{cases} \sum_{k = 0}^{\lfloor x \rfloor} \frac{\lambda_i^k e^{-\lambda_i}}{k!}, & x \geq 0 \\ 0, & x < 0 \end{cases}, x \in R\end{split}\]

製品および性能に関する情報
性能は、使用状況、構成、、およびその他の要因によって異なります。詳細は、https://www.intel.com/PerformanceIndex (英語) を参照してください。改訂 #20201201

API #

構文#

namespace oneapi::mkl::rng { 
  template<typename IntType = std::int32_t, 
           typename Method = poisson_v_method::by_default> 
  class poisson_v { 
  public: 
    using method_type = Method; 
    using result_type = IntType; 

    explicit poisson_v(std::vector<double> lambda); // oneMKL 2023.0 以降は非推奨 
    explicit poisson_v(sycl::span<double> lambda); 
    explicit poisson_v(const param_type& pt); 

    std::vector<double> lambda() const; 
    param_type param() const; 
    void param(const param_type& pt); 
  }; 
}

サポートされるデバイス: CPU および GPU

インクルード・ファイル#

oneapi/mkl/rng.hpp

テンプレート・パラメーター#

typename IntType = std::int32_t

生成された値のタイプ。固有の値は次のとおりです:

std::int32_t

std::uint32_t

typename Method = oneapi::mkl::rng::poisson_v_method:: by_default

生成メソッド。固有の値は次のとおりです:

oneapi::mkl::rng::poisson_v_method::gaussian_icdf_based

配布テンプレート・パラメーター・メソッドのメソッドの説明を参照してください。

入力パラメーター#

名前	タイプ	説明
lambda	`sycl::span<double>`	`n` 個の分布パラメーター λ の配列。

注

explicit poisson_v(std::vector<double> lambda); は非推奨であり、次のリリースのいずれかで削除される予定です。代わりに explicit poisson_v(sycl::span<double> lambda); を使用してください。
ユーザーメモリー上に構築された sycl::span をコンストラクターに渡す場合、ユーザーは sycl::span の下のメモリーを自身で管理する必要があります。データが処理されている間は、メモリーを破棄してはなりません。

poisson_v

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