インテル® Advisor クックブック: Amazon Web Services* (AWS*) EC2* インスタンスのパフォーマンス解析

同カテゴリーの次の記事

インテル® Advisor クックブック: Cray* システムのパフォーマンス解析

この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに公開されている「Intel® Advisor Cookbook」の「Analyze Performance in Amazon Web Services* (AWS*) EC2* Instances」の章の日本語参考訳です。


Amazon Web Services* (AWS*) EC2* インスタンスでインテル® Advisor を使用して、アプリケーションのパフォーマンスを解析できます。ここでは、インスタンスを設定して接続し、インテル® Advisor GUI またはコマンドライン・インターフェイス (CLI) を使用する手順を説明します。

  1. 必要条件
  2. AWS* EC2* インスタンスの起動
  3. PuTTY* を使用して AWS* EC2* インスタンスへ接続
  4. WinSCP を使用して、すべてのツール、アプリケーション、およびサポートファイルをアップロード
  5. インテル® Advisor とその他のツールをインストールして設定
  6. パフォーマンス解析にインテル® Advisor GUI を使用する
  7. 代替手順

コンポーネント

ここでは、このレシピで示される特定の結果を得るために使用されたハードウェアとソフトウェアをリストします。

  • パフォーマンス解析ツール: インテル® Advisor 2019 Update 1
    最新のバージョンは、https://www.isus.jp/intel-advisor-xe/ からダウンロードできます。
  • プラットフォーム: AWS* EC2* インスタンス
  • その他のツール: PuTTY*、WinSCP、および VNC* テクノロジー

必要条件

  • SSH を使用した Linux インスタンスへの接続」で Amazon* Machine Image (AMI) のデフォルトユーザー名を識別します。
  • インテル® Advisor のインストール・パッケージ、インテル® コンパイラーのインストール・パッケージ、ターゲット・アプリケーション、サポート・ライブラリーなど、アップロードする必要があるすべてのツールとサポートファイルを集めます。

AWS* EC2* インスタンスの起動

Amazon Web Services* (AWS*) EC2* インスタンス上のアプリケーションのプロファイル」の手順に従ってください。次のことに注意してください。

  • パブリック IP アドレス:
    Launch an AWS EC2 instance: Note public IP address
  • プライベート・キー・ファイル:
    Launch an AWS EC2 instance: Note private key

PuTTY* を使用して AWS* EC2* インスタンスへ接続

  1. 安全な SSH 接続を設定します。設定で以下を入力します。
    • [Connection] > [SSH] > [Auth] > [Options controlling SSH authentication] > [Authentication parameters] > [Private key file for authentication] のプライベート・キー・ファイル:
      Connect to the AWS EC2 instance using PuTTY: Configure private key
    • [Session] > [Basic options for your PuTTY session] > [Specify the destination you want to connect to] > [Host Name (or IP address)] のパブリック IP アドレス:
      Connect to the AWS EC2 instance using PuTTY: Configure public IP address
  2. 安全な SSH 接続を確立し、AMI のデフォルトユーザー名を使用してログインします。
    Connect to the AWS EC2 instance using PuTTY: Log in

WinSCP を使用して、すべてのツール、アプリケーション、およびサポートファイルをアップロード

  1. WinSCP* 接続を設定します。設定で以下を入力します。
    • [Session] > [Host name] のパブリック IP アドレス
    • [Session] > [User name] の AMI のデフォルトユーザー名
      Upload to the AWS EC2 instance using WinSCP: Configure public IP address and default user name
    • [Connection] > [SSH] > [Auth] > [Options controlling SSH authentication] > [Authentication parameters] > [Private key file for authentication] のプライベート・キー・ファイル
      Connect to the AWS EC2 instance using WinSCP: Configure private key
  2. AWS* EC2* インスタンスへログインします。
  3. インテル® Advisor のインストール・パッケージ、ターゲット・アプリケーション、およびその他のすべてのサポートツール、ライブラリー、ファイルをアップロードします。

インテル® Advisor とその他のツールをインストールして設定

  1. インテル® Advisor のインストール・パッケージを展開します。
  2. インストーラーを起動します。

    インストール中に、インテル® Advisor が使用する外部ライブラリーのインストールを要求される場合があります。このレシピでは、ライブラリーは次の提供先からアップロードされました: GTK*、Pango*、ALSA、および X.Org。

  3. インテル® Advisor を設定します。
    source /opt/intel/advisor_2019.1.0.579143/advixe-vars.sh
    

パフォーマンス解析にインテル Advisor® GUI を使用する

インテル® Advisor の GUI を使用して、解析の実行、結果の表示、ブラウザーで表示できるインタラクティブなルーフライン・レポートなどのレポートの生成、ローカルマシンに移行できるスナップショットの作成を行います。

  1. AWS* EC2* インスタンスで GUI を設定します。
    • VNC* テクノロジーと必要なライブラリーをインストールします。
    • VNC* サーバーを実行します。
    • 適切なポート番号で SSH トンネルを作成します。
    • VNC* ビューアーを使用して AWS* EC2* インスタンスへ接続します。
  2. advixe-gui を実行してインテル® Advisor GUI を開きます。

代替手順

インテル® Advisor のコマンドライン・インターフェイス (CLI) を使用すると、ほとんどのインテル® Advisor のタスクを実行できます。例えば次のように入力します。

  • ルーフライン・データを収集:
    $ advixe-cl --collect=survey --project-dir=./myAdvisorProj -- myTargetApp
    $ advixe-cl --collect=tripcounts --flop --no-trip-counts --project-dir=./myAdvisorProj -- myTargetApp
    
  • 表示にインテル® Advisor を必要としないインタラクティブな HTML 形式のルーフライン・レポートを生成:
    $ advixe-cl --report=roofline --project-dir=./myAdvisorProj
    
  • テキスト形式のサマリーレポートを作成し、out ディレクトリーに保存:
    $ advixe-cl --report=summary --project-dir=./myAdvisorProj --format=text --report-output=./out/summary.txt
    
  • 読み取り専用のスナップショットを作成して、パフォーマンス・データ、ソース、およびバイナリーをパッケージ化し、以降の調査のため tmp ディレクトリーに myAdvisorProjSnapshot.advixeexpz という名前で保存:
    $ advixe-cl --snapshot --project-dir=./myAdvisorProj --pack --cache-sources --cache-binaries -- ./tmp/myAdvisorProjSnapshot
    

CLI を実行するには、AWS* EC2* インスタンスで GUI を設定する必要はありません。

コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。

関連記事