Wi-Fi* の 新規格「Wi-Fi* 6E」に備える

この記事は、Technology@Intel に公開されている「Preparing Wi-Fi for the Future with Wi-Fi 6E」の日本語参考訳です。


最近、ワイヤレス業界では Wi-Fi* 6 が大きな注目を集めています。Wi-Fi* 6 に基づく新しい製品、サービス、デバイス、そしてビジネスモデルが毎日のように展開されています。

この関心の高さには理由があります。IEEE 802.11ax 規格に基づく Wi-Fi* 6 は、消費者や企業にとって不可欠な Wi-Fi* 技術の最新かつ最も高度な世代です。インターネットとテレビの業界団体である NCTA (National Cable Television Association: 全米有線テレビ事業者連盟) (英語) によると、ブロードバンド・インターネットを利用している米国の 10 世帯中 9 世帯が WiーFi を使用してオンラインにアクセスしています。同団体では、Wi-Fi* の米国経済への効果は 2018 年には約 5,000 億ドルであったと推定しており、2023 年までには年間 1 兆ドルを超えると予想しています。

Wi-Fi* 6 は、特に非常に混雑した環境において、パフォーマンス向上させ、Wi-Fi* を使用してインターネットに接続するデバイスの爆発的な増加をサポートするのに必要な多くの技術的改善をもたらします。

今年 1 月に開催されたコンシューマー・エレクトロニクス・ショー (CES) (英語) では、さまざまな Wi-Fi* 6 (英語) ソリューションが紹介されました。これらに加えて、FCC が免許不要帯域として 6GHz 帯の開放を提案 (英語) したことは良いニュースと言えます。

6GHz がなぜそれほど重要なのでしょうか? 現在の 2.4GHz と 5GHz の Wi-Fi* 帯域は混雑しています。米国では、約 20 年間 Wi-Fi* 用の新しい周波数帯が提供されていません。この間、接続デバイスの範囲、コンピューティングの使用、およびデータの需要は急増しました。

インテルとその他の Wi-Fi Alliance* (WFA) (英語) のメンバー企業は、高度な Wi-Fi* 機能が拡大する接続デバイスとサービスをサポートし、さらに多くの消費者と企業にブロードバンド・サービスを提供できるように取り組んでいます。

今日、WFA メンバーは、今後 6GHz で Wi-Fi* 6 を使用するための認定プログラムに向けて取り組んでいます。Wi-Fi* 6E と呼ばれるこのプログラムは、Wi-Fi* の経済効果を高め、業界全体を向上し、スポーツイベントやコンサート、空港、ショッピング・センター、テーマパーク、公共交通機関の利用、および家庭や職場での接続性の体験を変えます。

インテルは、新しいクリーンな周波数帯で 160MHz チャネルやネットワーク・アクセス管理などの Wi-Fi* 6 機能を最大限に活用できるように、6GHz に最適化されたアクセスポイントと PC 向けの次世代 Wi-Fi* チップセット技術を開発中です。現在、我々は WFA が 2021 年 1 月に開始する 6E 認証に向けてサービス・プロバイダーに新しい Wi-Fi* 技術をサンプリングしており、Wi-Fi* 6E デバイスで最高の体験を実現するソリューションを開発できるように PC、ルーター、およびゲートウェイ OEM と協力しています。

米国で免許不要帯域として検討されている 6GHz 帯の 1200 MHz の帯域は、現在の帯域不足の改善に大いに役立つでしょう。これは、企業や家庭でますます重要になりつつある高解像度ビデオ・ストリーミング、仮想現実 (VR) と拡張現実 (AR)、IoT デバイスなど、非常に高帯域で低レイテンシーのアプリケーションのサポートに必要な大きなチャネルを提供する可能性があるという点で重要です。

Wi-Fi* は、すべてのカテゴリーの既存のユーザーと 6GHz 帯を共有できます。既存のユーザーに害を及ぼしたり干渉することなく、すべての関係者が FCC と協力して、既存および新規アプリケーションの両方の使用とアクセスを保証する共有フレームワークを開発できると確信しています。

Wi-Fi* は、米国においてすでに数十億ドルの経済効果があります。Wi-Fi Alliance* のメンバー企業と FCC が協力することで、Wi-Fi* のこれまでの実績を土台に将来に備え、今後も米国の革新と成長の源泉であり続けることができるでしょう。米国および世界中で免許不要帯域の利用を拡大する時がきました。この追加の帯域は、家庭、職場、世界中のコミュニティーで WiーFi に依存する、増え続けるデバイスとアプリケーションの革新にワイヤレスアクセスを保証するのに役立つでしょう。

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