インテル® VTune™ プロファイラーをご利用のユーザーの皆様
2025年7月上旬に、インテル® VTune™ プロファイラー 2025.4 (インテル® oneAPI ベース・ツールキット 2025.2 に同梱) が公開されましたが、このリリースにアップデートすると、レガシー CPU がサポート外になる報告が多くのユーザーから寄せられています。
リーリースノート (https://www.intel.com/content/www/us/en/developer/articles/release-notes/vtune-profiler/current.html (英語)) には、この点が明記されていません。サポート対象外となった CPU には以下があります。
- クライアント CPU: Haswell、Crystalwell、Broadwell、Skylake (および、第10世代インテル® Core™ プロセッサーまでの一部の後継 CPU)
- サーバー CPU: Haswell、Broadwell、KNL、Skylake、Cascadelake
- 低消費電力 CPU: Silvermont、Airmont、Goldmont/-Plus、Elkhartlake
サポート対象外のプロセッサーでインテル® VTune™ プロファイラーを起動することはできますが、[解析設定] を選択してプロファイルの設定を行おうとすると、次のようなメッセージが表示されます。

多くのユーザーがレガシー CPU のサポートを今後も継続することを求めていますが、インテル社からはまだ見解が示されていません。そのため、上記に該当するプロセッサー上でアプリケーション等のプロファイルを行うユーザーの皆さんは、インテル® VTune™ プロファイラー 2025.3 をご利用になることをお勧めします。
インテル® VTune™ プロファイラー 2025.4 での新機能は、https://www.isus.jp/products/vtune/vtune-profiler-release-notes/ にあります。
状況が分かり次第、また、お知らせします。
iSUS 編集部

