この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに掲載されている「Vectorization and Optimization Reports」(https://software.intel.com/en-us/articles/vectorization-and-optimization-reports) の日本語参考訳です。
はじめに
ここでは、インテル® C++/Fortran コンパイラーのベクトル化および最適化レポートの取得方法とレポートの読み方を説明します。これらのレポートを見ることで、コンパイラーがベクトル化しない部分や最適化できない部分を正確に把握することができます。コードを修正するか、コンパイラーに別途情報を伝えることで、ベクトル化や最適化を適用できる可能性があります。
ベクトル化および最適化レポート
インテル® コンパイラーの新しい最適化レポートを活用する
最適化レポートは、インテル® コンパイラー 15.0 で導入されて以来、継続的に強化されています。ここでは、最新のコンパイラー・バージョンで利用可能な機能を説明します。
新しい最適化レポートを使用してインテル® コンパイラーをさらに活用する
『インテル® C++ コンパイラー・デベロッパー・ガイドおよびリファレンス』の「最適化レポートオプション」: -qopt-report オプション (英語)
『インテル® Fortran コンパイラー・デベロッパー・ガイドおよびリファレンス』の「最適化レポートオプション」: -qopt-report オプション (https://software.intel.com/en-us/fortran-compiler-developer-guide-and-reference-optimization-report-options)
まとめ
ここでは、ベクトル化および最適化レポートの取得方法と、ソースコードのどの部分を変更するとコンパイラーがベクトル化や最適化を向上できるかを判断する方法について説明しました。
次のステップ
インテル® アーキテクチャー上にアプリケーションを移植してチューニングを行うには、次の記事にある各リンクのトピックを参照してください。アプリケーションのパフォーマンスを最大限に引き出すために必要なステップを紹介しています。
コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。
