インテル® Advisor の新機能

インテル® Advisor

この記事は、インテル® デベロッパー・ゾーンに公開されている『Intel® Advisor User Guide』の「What’s New」(https://software.intel.com/en-us/advisor-user-guide-what-s-new) の日本語参考訳です。


この記事ではインテル® Advisor の新機能と改善点の概要を説明します。

ベータ版インテル® Advisor 2021

以下の機能と改善点は、ベータ版インテル® oneAPI ベース・ツールキットの一部として提供されるベータ版インテル® Advisor に適用されます。

インテル® Advisor 2021.1-beta05

  • オフロード・アドバイザーのスクリプトは、Python* 3.6 と 3.7 をサポートします。Python* 3.6 と 3.7 がインストールされていない場合、advixe-python コマンドライン・ツールを使用して内部バージョンの Python* を利用できます。コマンドライン・ツールの使い方については、「パフォーマンス・メトリックの収集」 (英語) と「パフォーマンスのモデル化の実行」 (英語) を参照してください。

完全なリリースノートは、https://software.intel.com/en-us/articles/oneapi-advisor-release-notes をご覧ください。


インテル® Advisor 2020

以下の機能と改善点は、インテル® Parallel Studio XE またはインテル® System Studio の一部、またはスタンドアロンとしてインストールされたインテル® Advisor に適用されます。

インテル® Advisor 2020 Update 1

  • 統合ルーフライン (テクニカルプレビュー機能) では、ループや関数のメモリーレベルのルーフの上限を強調表示がサポートされます。ルーフの上限は、選択されたループ/関数の演算強度と複数レベルのメモリー・サブシステムのハードウェア・ピークに対して、ドットから最小距離にあるルーフとして定義されます。

    ルーフラインのガイドと推奨事項は、メモリーレベルのルーフの上限が明確になり、推奨事項の精度が向上しました。

  • コード解析ペイン (英語) には、すべてのメモリーレベルに対する単一カーネルのルーフライン・ガイドが表示され、複数レベルのメモリー・サブシステムとルーフの上限が強調表示されます。
  • Python* API で Python* 3 バージョンがサポートされました。Python* 2 のサポートは終了しました。

インテル® Advisor 2020 最初のリリース

  • インテル® Advisor 2020 では、サードパーティー・コンポーネントのバージョンが更新され、最新の機能およびセキュリティー・アップデートが含まれます。最新バージョンにアップデートすることを強く推奨します。
  • インテル® Advisor ビューアー (macOS* 版) は、macOS* 10.15 で動作するようになりました。

完全なリリースノートは、「インテル® Advisor リリースノートと新機能」 (英語) をご覧ください。

コンパイラーの最適化に関する詳細は、最適化に関する注意事項を参照してください。

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