インテル® Performance Bottleneck Analyzer

インテル® VTune™ プロファイラー
この記事は、インテル® ソフトウェア・ネットワークに掲載されている「Intel® Performance Bottleneck Analyzer」(http://software.intel.com/en-us/articles/intel-performance-bottleneck-analyzer/) の日本語参考訳です。
はじめに:

インテル® Performance Bottleneck Analyzer (インテル® PBA) フレームワークは、スタティック・アセンブリー解析と最新のパフォーマンス・モニタリング手法を組み合わせて、インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーおよびインテル® Atom™ プロセッサー向けにアーキテクチャー上のボトルネックを自動で検出し、解決に向けた優先順位を付けます。原因不明のボトルネックには、詳細な解析を行うように優先順位とタグが付けられます。

これらを実現するため、インテル® PBA はパフォーマンス・モニタリング・データを利用し、バイナリーで最も時間がかかる命令実行パスを再現します。再現された実行パスは解析に渡され、さまざまなパフォーマンス・モニタリング・イベントの情報と一般的なコード生成問題の検索を組み合わせた解析が行われます。

インテル® PBA は、実際に日々パフォーマンス・ボトルネックの解決に取り組んでいるパフォーマンス・エンジニアにより設計、開発、および保守されています。インテル® PBA のすべての機能は、実際にソフトウェアでパフォーマンスの向上の可能性を調査し、特定するために利用されています。


バージョン 4.0.1 の新機能:
  • XED 逆アセンブラー問題の修正
  • 正確な命令分布問題の修正
  • インテル® Atom プロセッサー上での最後の分岐レコード問題の修正
  • 命令ルックアップの 2 つの問題の修正

必要条件:
  • Java* ランタイム (JRE) Version 6 Update 10 以上
  • インテル® VTune™ Amplifier XE – サンプリング・コレクター・データの解析に必要。こちらからダウンロードできます。
  • SEP – データ収集に必要。インテル® パフォーマンス・チューニング・ユーティリティー (インテル® PTU) に含まれています。インテル® PBA の最新の全解析機能を使用するには、インテル® PTU 4.0 Update 5 が必要です。http://software.intel.com/en-us/articles/intel-performance-tuning-utility/ からダウンロードできます。

フレームワークのインストール、セットアップ、実行:

インテル® PBA フレームワークと各種機能のインストール、セットアップ、実行に関する詳細は、ユーザーマニュアルを参照してください。インテル® PBA ユーザーマニュアルは http://software.intel.com/file/35328 からダウンロードできます。

既知の問題と制限:

すべての既知の問題と制限については、ユーザーマニュアルを参照してください。

* その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です。

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