ssd-resnet34-1200-onnx#
ユースケースと概要説明#
ssd-resnet-34-1200-onnx モデルは、物体検出を行うことを目的とした ResNet-34 バックボーン・ネットワークに基づくマルチスケール SSD です。このモデルは、Common Objects in Context (COCO) 画像データセットからトレーニングされました。このモデルは PyTorch* フレームワークで事前トレーニングされ、ONNX* 形式に変換されます。追加情報については、リポジトリーを参照してください。
仕様#
メトリック |
値 |
|---|---|
タイプ |
検出 |
GFLOPs |
433.411 |
MParams |
20.058 |
ソース・フレームワーク |
PyTorch* |
精度#
メトリック |
値 |
|---|---|
coco_precision |
20.73% |
入力#
元のモデルは RGB 形式の画像を想定し、変換されたモデルは BGR 形式の画像を想定していることに注意してください。
元のモデル#
画像、形状: 1, 3, 1200, 1200、形式: B, C, H, W、ここで:
B- バッチサイズC- チャネルH- 髙さW- 幅
チャネルの順番は RGB です。
変換されたモデル#
画像、形状: 1, 3, 1200, 1200、形式: B, C, H, W、ここで:
B- バッチサイズC- チャネルH- 髙さW- 幅
チャネルの順番は BGR です。
出力#
注 モデル・オプティマイザーの変換後に出力形式が変更されます。変更の詳細な説明については、モデル・オプティマイザー開発ガイドを参照してください。
元のモデル#
分類子、名前 -
labels、形状 -1, Nには、[1、81] 範囲で検出された各境界ボックスの予測クラスが含まれます。このモデルは、80 カテゴリーのオブジェクトを含む Common Objects in Context (COCO) データセットでトレーニングされました。<omz_dir>/data/dataset_classes/coco_80cl_bkgr.txtファイルで提供されるクラス名へのマッピング。確率、名前 -
scores、形状 -1, Nには、検出された各境界ボックスの信頼度が含まれます。検出ボックス、名前 -
bboxes、形状 -1, N, 4、形式[y_min, x_min, y_max, x_max]の検出ボックス座標が含まれます。ここで、(x_min、y_min) は左上隅の座標、(x_max、y_max) は右下隅の座標です。座標は入力画像サイズに合わせて再スケールされます。
変換されたモデル#
分類子、形状 -
1, 200には、[1、81] 範囲で検出された各境界ボックスの予測クラス ID が含まれます。このモデルは、80 カテゴリーのオブジェクトを含む Common Objects in Context (COCO) データセットでトレーニングされました。<omz_dir>/data/dataset_classes/coco_80cl_bkgr.txtファイルで提供されるクラス名へのマッピング。確率、形状 -
1, 200には、検出された各境界ボックスの信頼度が含まれます。検出ボックス、形状 -
1, 200, 4には、[y_min, x_min, y_max, x_max]形式の検出ボックス座標が含まれます。(x_min,y_min) は左上隅の座標、(x_max,y_max) は右下隅の座標です。座標は正規化された形式で、範囲は [0, 1] です。
モデルをダウンロードして OpenVINO™ IR 形式に変換#
以下の例に示すように、モデルをダウンロードし、必要に応じてモデル・ダウンローダーやその他の自動化ツールによってモデルを OpenVINO™ IR 形式に変換できます。
モデル・ダウンローダーの使用例:
omz_downloader --name <model_name>モデル・コンバーターの使用例:
omz_converter --name <model_name>デモの使い方#
このモデルは、Open Model Zoo が提供する次のデモで使用して、その機能を示します:
法務上の注意書き#
元のモデルは、Apache License バージョン 2.0 に基づいて配布されています。ライセンスの内容は、<omz_dir>/models/public/licenses/APACHE-2.0-MLPerf.txt で確認できます。