oneAPI 開発環境の設定
インテル® oneAPI ツールには、oneAPI ツールキットの配布で説明するように、いくつかの便利な形式で利用できます。インテル® oneAPI インストール・ガイド (英語) の指示に従って、ツールを入手してインストールします。
インストール・ディレクトリー
Windows* システムでは、インテル® oneAPI 開発ツールキット (ベース、HPC、レンダリング など) は通常、コンポーネント・ディレクトリー・ レイアウトと呼ばれる C:\Program Files (x86)\Intel\oneAPI\ ディレクトリーにインストールされます。ツールキットをインストールすると、コンポーネント・ディレクトリー・レイアウトも作成され、C:\Program Files (x86)\Intel\oneAPI\<toolkit-version> フォルダー内のコンポーネント・ディレクトリー・レイアウトにリンクされます。
Linux* システムでは、インテル® oneAPI 開発ツールキット (ベース、HPC、レンダリング など) は通常、コンポーネント・ディレクトリー・ レイアウトと呼ばれる /opt/intel/oneapi/ ディレクトリーにインストールされます。ツールキットをインストールすると、コンポーネント・ディレクトリー・レイアウトも作成され、/opt/intel/oneapi/<toolkit-version>/ フォルダー内のコンポーネント・ディレクトリー・レイアウトにリンクされます。
コンポーネント・ディレクトリー・レイアウトと統合ディレクトリー・レイアウトの違いについては、Windows* で setvars および oneapi-vars スクリプトを使用する、または Linux* で setvars および oneapi-vars スクリプトを使用するを参照してください。
注
2024.0 リリース以降、インテル® oneAPI ツールキットおよびコンポーネントでは macOS* がサポートされなくなりました。oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロック (oneTBB) やインテル®インプリシット SPMD プログラム・コンパイラーなど、インテルが主導するいくつかのオープンソース開発ツール・プロジェクトは、Apple シリコン上の macOS* を引き続きサポートします。将来的には、貢献者と協力して追加ツールへのサポート拡張を歓迎します。
デフォルトのインストール先はインストール中に変更できます。
oneAPI インストール・ディレクトリー内には、開発システムにインストールされているコンパイラー、ライブラリー、解析ツール、およびそのほかのツールを含むフォルダーが含まれます。正確なファイルは、インストールされるツールキットとインストール中に選択されるオプションによって異なります。oneAPI インストール・ディレクトリー内のほとんどのフォルダーは、コンポーネント名に直結する分かりやすい名前が付いています。例えば、mkl フォルダーにはインテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (oneMKL) が含まれ、ipp フォルダーにはインテル® インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ (インテル® IPP) ライブラリーが含まれます。
環境変数
インテル® oneAPI ツールキットの一部のツールは、次の環境変数に影響されます。
コンパイルとリンク処理の制御 (PATH、CPATH、INCLUDE など)
デバッガー、解析ツール、およびローカルヘルプの場所 (PATH、MANPATH など)
ツール固有のパラメーターと動的 (共有) リンクライブラリーの特定 (LD_LIBRARY_PATH、CONDA_* など)
setvars、oneapi-vars および vars ファイル
インストールされるすべてのインテル® oneAPI ツールキットには、親スクリプト “setvars” と、ツール固有のスクリプト “vars” が含まれます (setvars.sh と env/vars.sh は Linux*、setvars.bat と env\vars.bat は Windows*)。これらのスクリプトが実行 (または source) されると、各インテル® oneAPI 開発ツールに必要なローカル環境変数が設定されます。
統合ディレクトリー・レイアウトが 2024.0 で実装されました。共通の環境変数を初期化するため、最上位の oneapi-vars スクリプトを利用し、oneapi-vars スクリプトで処理されないコンポーネント固有の環境変数を初期化するオプションの etc/*/vars.sh (Linux* の場合) および etc\*\vars.bat (Windows* の場合) スクリプトを利用します。
次のセクションでは、setvars、oneapi-vars、および vars スクリプトを使用して、oneAPI 開発環境を初期化する方法を詳しく説明します。
GPU ドライバーまたはプラグインをインストール (オプション)
C++ と SYCL* を使用して、インテル、AMD*、または NVIDIA* GPU 上で実行される oneAPI アプリケーションを開発できます。
特定の GPU 用のアプリケーションを開発および実行するには、対応するドライバーまたはプラグインをインストールする必要があります:
インテル® GPU を使用する場合は、最新のインテル® GPU ドライバーをインストールします (英語)。
AMD* GPU をインテル® oneAPI DPC++ コンパイラーで使用するには、Codeplay から AMD GPU 用 oneAPI プラグインを入手してインストールします (Linux* のみ)。
NVIDIA* GPU をインテル® oneAPI DPC++ コンパイラーで使用するには、Codeplay から NVIDIA GPU 用 oneAPI プラグインを入手してインストールします (Linux* と Windows)。
モジュールファイル (Linux* のみ)
環境モジュール (英語) を利用するユーザーは、インテル® oneAPI ツールキットのインストール・パッケージに含まれる modulefiles ファイルを使用して、開発環境を初期化することがあります。インテル® oneAPI モジュール・ファイル・スクリプトは Linux* 環境でのみサポートされており、setvars と vars スクリプトの代わりに使用することができます。modulefiles ファイルと setvars 環境スクリプトを混在して使用しないでください。
oneAPI モジュールファイルを使用して oneAPI 開発環境を初期化する方法の詳細については、Linux* 環境でモジュールファイルを使用をご覧ください。