CPU / メモリー・ルーフライン結果の調査

GUI で 結果を表示

コマンドラインから CPU / メモリー・ルーフラインの調査パースペクティブを実行すると、--project-dir で指定されたディレクトリーにプロジェクトが作成されます。収集されたすべての結果と解析設定は、*.advixeprojプロジェクトに保存され、インテル® Advisor で表示できます。

GUI でプロジェクトを開くには、次のコマンドを実行します。

advisor-gui <project-dir>

コマンドラインから CPU / メモリー・ルーフラインの調査パースペクティブを実行すると、収集が完了すると結果は自動的に開きます。

以下の情報を含む CPU ルーフライン・レポートが表示されます。

• [Roofline (ルーフライン)] グラフは、マシンが達成可能な最大パフォーマンスと、アプリケーションの達成可能なパフォーマンスと演算強度を表示します。

• グラフの下部の [Advanced View (詳細ビュー)] ペインには、ソースコード、トリップカウント & FLOP/INTOP データの詳細なコード解析、最適化の推奨事項、コンパイラーの診断など、アプリケーションに関する追加情報が表示されます。

  ルーフライン・グラフ上のドットを選択すると、[Advanced View (詳細ビュー)] ペインでは対応するループの詳細情報が反映されます。

対話型の HTML レポートを表示

インテル® Advisor では、CPU ルーフライン・グラフの対話型 HTML レポートをエクスポートでき、任意のブラウザーで開いて共有できます。

レポートを開くと、選択した構成の CPU ルーフライン・グラフが表示されます。このレポートでは以下が行えます。

• [Performance Metrics Summary (パフォーマンス・メトリックのサマリー)] ドロップダウンを展開して、アプリケーションのパフォーマンス特性のサマリーを表示します。

• グラフ上のドットをダブルクリックすると、そのドットを制限する正確なルーフを示すルーラーが表示されます。

• また、ドットにマウスを移動すると、パフォーマンス・メトリックを含む詳細情報が表示されます。

メモリーレベルのルーフライン・レポートがある場合は、次のこともできます。

• グラフに上部にあるフィルター・ドロップダウン・リストから、ドットを表示するメモリーレベルを選択できます。

• グラフ上のドットをダブルクリックして他のメモリーレベルを展開し、ルーフルーラーを表示できます。

HTML レポートのエクスポートに関する詳細は、スタンドアロン HTML レポートの操作を参照してください。

読み取り専用スナップショットを保存

結果の解釈

CPU / メモリー・ルーフラインの調査パースペクティブを実行すると、選択された構成に応じてレポートにはさまざまなレベルの詳細が表示されます。

• CPU ルーフライン・グラフのボトルネックを調査

• メモリーレベル間の関係を調査

レポートの概要については、CPU ルーフライン・レポートの概要を参照してください。