GUI から CPU / メモリー・ルーフラインの調査パースペクティブを実行

必要条件: グラフィカル・ユーザー・インターフェイス (GUI): プロジェクトを作成して解析システムおよびターゲットを指定します。

GUI から、 CPU / メモリー・ルーフラインの調査パースペクティブを実行するには以下を行います。

  1. 取得しようとする結果に応じてパースペクティブを構成し、解析プロパティーを設定します。
    • 取得する結果に対して事前定義された解析プロパティーを使用して [collection accuracy level (収集の精度レベル)] を選択します。

      • Low (低): セルフ・データ・メトリックを使用して、基本的な CPU キャッシュ対応のルーフライン・グラフを取得します。

      • Medium (中): 合計データメトリックとメモリー使用レポートを含む詳細なメモリーレベルのルーフライン・グラフを取得します。

    • 解析とプロパティーを手動で選択して、用途に合わせてパースペクティブのフローを調整します。精度レベルい値は Custom (カスタム) に設定されます。

    選択する精度レベルが高いほど、アプリケーションの実行時間に課されるオーバーヘッドは大きくなります。[Overhead (オーバーヘッド)] のインジケーターは、選択した設定のオーバーヘッドを示します。[Custom (カスタム)] 精度を選択すると、 選択した解析とプロパティーのオーバーヘッドが計算されます。

    デフォルトで精度は Low (低) に設定されています。詳細については、事前定義された CPU ルーフラインの精度をご覧ください。

  2. オプション: ループ伝搬依存を確認する場合、[Dependencies (依存関係)] 解析を選択します。依存関係解析とレポートの詳細については、データ依存関係の検出を参照してください。
  3. パースペクティブを実行: ボタンをクリックします。

    パースペクティブの実行中に、[Analysis Workflow (解析ワークフロー)] タブで次の操作を行うことができます。

    • パースペクティブの実行をコントロール:
      • データ収集を停止して、収集済みのデータを表示します: ボタンをクリックします。
      • データ収集をポーズ: ボタンをクリックします。
      • データ収集をキャンセルして、収集したデータを廃棄します: ボタンをクリックします。
    • 解析の実行をコントロールするため を拡張します。
      • 解析をポーズ: ボタンをクリックします。
      • 解析を停止して選択した次の解析を開始します: ボタンをクリックします。
      • 選択したすべての解析を中断し、収集済みのデータを確認します: ボタンをクリックします。

コマンドライン・インターフェイスから CPU / メモリー・ルーフラインの調査パースペクティブを実行するには、次の手順を実行します。

advisor --collect=roofline --project-dir=./advi_results -- ./myApplication

詳細についてはコマンドラインからスレッド化パースペクティブを実行を参照してください。

[Command Line (コマンドライン)] ボタンをクリックすると、選択したパースペクティブ設定のコマンドラインを生成できます。

CPU / メモリー・ルーフラインの調査パースペクティブがデータを収集すると、レポートが開き [Summary (サマリー)] タブが表示されます。結果の調査を続行します。

注:

CPU / メモリー・ルーフラインの調査パースペクティブを実行すると、収集されたサーベイデータはほかのすべてのパースペクティブで利用できるようになります。別のパースペクティブに切り替える場合、サーベイをスキップして、パースペクティブ固有の解析だけを実行できます。