インテル® Advisor はプロジェクトをベースにするため、解析機能を有効にするにはプロジェクトを作成または開く必要があります。プロジェクトは、次を格納する再利用可能なコンテナーと考えることができます。
コンパイルされたアプリケーションの場所
設定可能なプロパティー
解析結果
インテル® Advisor を Microsoft* Visual Studio* に統合して使用する場合、インテル® Advisor を開くと自動的に新しいプロジェクトが作成されます。
コマンドライン・インターフェイスでインテル® Advisor を使用する場合、最初の解析を実行する際に新しいプロジェクトが作成されます。
GUI からインテル® Advisor のプロジェクトを作成するには、次の操作を行います。
[File (ファイル)] > [New (新規作成)] > [Project (プロジェクト)...] を選択します。
アイコンをクリックします。[ようこそ] ページで [プロジェクトを作成] リンクをクリックします。
操作 |
説明 |
|---|---|
[Project name (プロジェクト名)] フィールド |
インテル® Advisor のプロジェクト名を入力します。ターゲットの実行ファイル名と類似した名前を付けると良いでしょう。プロジェクト名は、プロジェクト・ディレクトリー名として使用されます。プロジェクト・ディレクトリーには、次のものが含まれます。
|
[Location (場所)] フィールドと [Browse (参照)] ボタン |
プロジェクト・ディレクトリーを配置するディレクトリーを作成または選択します。プロジェクト・ディレクトリーの配置場所を指定するには、[Browse (参照)] ボタンをクリックします。 プロジェクト・ファイルは、ソース・ディレクトリーと異なる場所に保存すべきです (ソース・ディレクトリーの上位ディレクトリーやプロジェクト・ディレクトリー下の別のディレクトリーなど)。指定するディレクトリーとそのサブディレクトリーに対する書き込み権限が必要です。 |
[Create project (プロジェクトの作成)] ボタン |
[Project name (プロジェクト名)] を入力した後に [Location (場所)] を指定して、[Create project (プロジェクトの作成)] ボタンをクリックしてプロジェクトとディレクトリーを作成し、[Project Properties (プロジェクトのプロパティー)] ダイアログボックスの [Analysis Target (解析ターゲット)] タブを表示します。 |
[Project Properties (プロジェクトのプロパティー)] ダイアログボックスが開き、ターゲット・アプリケーションとプロジェクトを設定できます。
引き続いてパースペクティブを選択して実行し、アプリケーションを解析します。