要件:
グラフィカル・ユーザー・インターフェイス (GUI): プロジェクトを作成して解析システムおよびターゲットを指定します。
GUI からベクトル化とコードの調査パースペクティブを設定して実行するには、次の操作を実行します。
- [Analysis Workflow (解析ワークフロー)] タブから、取得しようとする結果に応じてパースペクティブを構成し、解析プロパティーを設定します。
選択する精度レベルが高いほど、アプリケーションの実行時間に課されるオーバーヘッドは大きくなります。[Overhead (オーバーヘッド)] のインジケーターは、選択した設定のオーバーヘッドを示します。[Custom (カスタム)] 精度を選択すると、 選択した解析とプロパティーのオーバーヘッドが計算されます。
デフォルトで精度は低に設定されています。詳細については、ベクトル化精度のプリセット をご覧ください。
- アプリケーション全体を解析することなく、1 つ以上のループ/関数に特性化とメモリー・アクセス・パターン (MAP) 解析を制限するには以下の操作を行います。
- 生成されているサーベイレポートから: レポートの対応する
チェックボックスを有効にして、1 つ以上のベクトル化されていないループをマーク (選択) します。
ボタンをクリックしてパースペクティブを実行します。
コマンドライン・インターフェイスからベクトル化とコードの調査ペクティブを実行するには、次の手順を実行します。
advisor --collect=survey --project-dir=./advi_results -- ./myApplication
詳細については、コマンドライン からベクトル化とコードの調査パースペクティブを実行を参照してください。
注
[Command Line (コマンドライン)] ボタンをクリックすると、選択したパースペクティブ設定の
コマンドラインを生成できます。
データが収集されると、サーベイレポートが開き、[Summary (サマリー)] が表示されます。選択した精度レベルとパースペクティブのプロパティーに応じて、結果の調査を続行します。
注
- ベクトル化とコードの調査パースペクティブを実行すると、収集されたサーベイデータはほかのすべてのパースペクティブで利用できるようになります。別のパースペクティブに切り替える場合、サーベイをスキップして、パースペクティブ固有の解析だけを実行できます。
- サーベイ解析でサーベイレポートの生成に必要な十分なデータを収集できない場合、「ターゲットの実行が短いか、デバッグシンボルが含まれていない」という意味のメッセージが表示されます。ターゲットのワークロードやデータを増やして解析を少なくとも数秒間実行するか、デバッグ情報のビルドオプションが指定されていることを確認するか、別のターゲット・アプリケーションを指定します。