メモリー・アクセス・パターン解析中の CPU キャッシュ動作をモデル化するため、キャッシュの連想性を設定します。
[プロジェクトのプロパティー] > [解析ターゲット] > [メモリー・アクセス・パターン解析] > [高度] > [キャッシュの連想性]
--cachesim-associativity=<integer> |
<integer> は、1 つのメモリーエントリーを配置できるキャッシュの数です: 1 | 2 | 4 | 8 | 16
8
collect=map --enable cache-simulation
1はダイレクトマップされたキャッシュを表し、メモリーエントリーは 1 つのキャッシュラインしか占有できません。
キャッシュ・シミュレーションのモデル化は、次の解析に適用されます。
メモリー・アクセス・パターン - この基本的なシミュレーション機能は、ダウンストリームのメモリー・アクセス・パターン・レポートで正確なメモリー容量、ミス情報、およびキャッシュラインの利用率をモデル化します。
CPU / メモリー・ルーフラインのパースペクティブ - この拡張機能は、ダウンストリームのメモリーレベルのルーフライン・グラフや、インタラクティブな HTML レポートで複数レベルのキャッシュをモデル化します。
このオプションは、メモリー・アクセス・パターン解析にのみ適用されます。
メモリー・アクセス・パターン解析を実行します。デフォルトのキャッシュラインとキャッシュ・セット・サイズで、4 ウェイ・セット・アソシアティブ・キャッシュをモデル化します。
advisor --collect=map --enable-cache-simulation --cachesim-associativity=4 --cachesim-mode=utilization --project-dir=./advi_results -- ./myApplication