ターゲット・アプリケーションの CPU キャッシュ動作をモデル化します。
基本的なモデル化の機能: [Project Properties (プロジェクトのプロパティー)] > [Analysis Target (解析ターゲット)] > [Memory Access Patterns Analysis (メモリー・アクセス・パターン解析)] > [Advanced (高度)] > [Enable CPU cache simulation (CPU キャッシュのシミュレーションを有効にする)]
拡張モデル化の機能:
[Project Properties (プロジェクトのプロパティー)] > [Analysis Target (解析ターゲット)] > [Trip Counts and FLOP Analysis (トリップカウントと FLOP 解析)] > [Enable CPU cache simulation (CPU キャッシュ・シミュレーションを有効にする)] または
[Analysis Workflow (解析ワークフロー)] > [CPU | GPU] Roofline (CPU | GPU ルーフライン)] > [Characterization (特性化)] > [CPU cache simulation (CPU キャッシュ・シミュレーションを有効にする)]
--enable-cache-simulation --no-enable-cache-simulation |
オフ (no-enable-cache-simulation)
有効にすると収集のオーバーヘッドが増加します。
キャッシュ・シミュレーションのモデル化は、次の解析に適用されます。
メモリー・アクセス・パターン - この基本的なシミュレーション機能は、ダウンストリームのメモリー・アクセス・パターン・レポートで正確なメモリー容量、ミス情報、およびキャッシュラインの利用率をモデル化します。
CPU / メモリー・ルーフラインのパースペクティブ - この拡張機能は、ダウンストリームのメモリーレベルのルーフライン・グラフや、インタラクティブな HTML レポートで複数レベルのキャッシュをモデル化します。
メモリー・アクセス・パターン解析を実行します。基本機能とデフォルトのキャッシュ・パラメーターを使用してキャッシュ・シミュレーションを有効にし、ダウンストリームのメモリー・アクセス・パターン・レポートのキャッシュのモデル化データを収集します。
advisor --collect=map --enable-cache-simulation --project-dir=./advi_results -- ./myApplicationすべてのメモリーレベルのルーフラインを実行します。
advisor --collect=roofline --enable-cache-simulation --project-dir=./advi_results -- ./myApplication