インテル® VTune™ Amplifier 2018 ヘルプ

グリッド制御

グリッド表示のデータ形式、ソート、およびフィルター処理を管理するためインテル® VTune™ Amplifier で提供されるメカニズムを調査します。

次の機能は、収集したパフォーマンス・データを表示するすべてのグリッドで利用できます。

説明

項目

特定の列の値でテーブルをソート

列見出し をクリックします。1 つの列のみソートできます。ただし、現在のソートで値が同じ行では前回のソート順が保持されます。

選択したデータの同期

グリッドまたは [Timeline (タイムライン)] ペインで注目するプログラムユニットを選択すると、インテル® VTune™ Amplifier はその他のペインやウィンドウの同じユニットをハイライト表示します。

表示データの再グループ化

[Grouping (グループ化)] ドロップダウン・メニューから、必要とする粒度を選択します。利用可能なグループは解析タイプによって異なります。

データ列の展開/折りたたみ

データ列で [expand (展開)] /[collapse (折りたたむ)] ボタンをクリックして、使用率 (Poor や OK など) ごとのデータやそれぞれの使用率におけるスレッドごとのデータを確認できます。

データ行の展開 (expand) /折りたたみ (collapse)

グループ化の次のレベルや、コールスタック要素を表示/非表示にするには、[expand (展開)] /[collapse (折りたたむ)] ボタンをクリックします。

データ表示形式の変更

データ列を右クリックし、[Show Data As (形式を指定してデータを表示)] で異なるデータ形式オプションを選択します。指定したデータ形式はすべてのウィンドウで使用されます。

行の選択

Shift キーを押しながら連続する複数の行を選択できます。Ctrl キーを押しながら連続していない複数の行を選択できます。

ウィンドウのコンテンツをフィルター処理

  • 選択されたプログラムユニットに関連するデータをフィルター処理するには、フィルターツールバーのドロップダウン制御を使用します。 フィルターアイコンをクリックして選択されたフィルター処理メトリックに応じてパーセント比率は変化します。次の例では、analyze_locks プロセスのクロックティック・イベント (ハードウェア・イベントベース・サンプリング解析のデフォルトのフィルター処理メトリック) は、アプリケーション全体のクロックティック・イベント・カウントの 53.4% を占めているため、このモジュールで収集されたデータをフィルター処理すると、ビューポイントにはクロックティック・データ全体の 53.4% が示されます。

  • コンテキスト・メニューの [Filter In by Selection (選択でフィルターイン)]/[Filter Out by Selection (選択でフィルターアウト)] オプションを使用します。インテル® VTune™ Amplifier は、選択された項目の合計時間をベースにデータをフィルター処理 (In/Out) します。

1 つのウィンドウでデータをフィルターすると、その解析のすべてのビューポイントで同じフィルターが適用されます。

[Filter In by Selection]/[Filter Out by Selection] コンテキスト・メニューですでにフィルター処理されているデータに対し、フィルターバーで利用できるフィルターを適用すると、すべてのフィルター処理が統合され同時に適用されます。

ソース/アセンブリー・コードの表示

プログラムユニットを選択してダブルクリックします。ソースファイルが見つからない場合は、[Assembly (アセンブリー)] ペインが表示されます。

関連情報