[Annotation Report (アノテーション・レポート)] ボタンをクリックしたときに、プログラムにまだインテル® Advisor のアノテーションを追加していないか、アノテーションを追加した後にスータビリティーまたは依存関係ツールを実行していないと、メッセージが表示されます。
インテル® Advisor の GUI を使用して [Summary (サマリー)] ウィンドウを表示する場合、ソースコードがインテル® Advisor のアノテーションを含んでいないと、「No annotations detected in your project sources (プロジェクトのソースでアノテーションが検出できません)」というメッセージが示されます。
スータビリティーおよび依存関係ツールは、実行中のプログラムを解析して [Annotation Report (アノテーション・レポート)] ウィンドウにデータを表示するため、プログラムに追加されたアノテーションを使用します。しかし、これらのツールを実行してプログラムのデータを収集する前に、アノテーションを追加して関連するアクションを行う必要があります。
インテル® Advisor の GUI を使用する場合、インテルインテル® Advisor ツールが適切なソースの場所を検索できるように、プロジェクトのプロパティーが設定されていることを確認してください。
アノテーションを含むソースファイルが大規模である場合、(パフォーマンスの理由から) それぞれのファイルの最初の 8MB のみがアノテーション向けに分析されることに注意してください。これにより、アノテーションの不一致または検出できないメッセージが表示される可能性があります。
次の操作を行います。
プログラムが実行時間を費やしている場所を特定するには、 サーベイ解析を使用します。少なくとも 1 つの並列化可能なコード領域 (サイト) を選択して、タスクとして独立して実行できるコードを特定します。
コードエディターを使用して、プログラムにタスク・アノテーションを含む並列サイトのペアを最低 1 つ追加します。[サーベイレポート] または [サーベイソース] ウィンドウのボタンを使用して、アノテーション・コードをコピーすることもできます。
これらのアノテーションが、選択されたプロジェクトやスタートアップ・プロジェクト (Windows*) で確実に実行されるようにしてください 。
アノテーションを追加したソースモジュールに、アノテーション定義ファイルへの参照 (インクルード) を追加するのも忘れないでください。
アノテーション定義ディレクトリーの参照とその他のビルド設定を行います。
インテル® Advisor GUI を使用している場合、[Project Properties (プロジェクトのプロパティー)] ダイアログの [Source Search (ソース検索)] タブでソースの場所が指定されていることを確認してください。
アノテーションを含むソースファイルが 8MB を超える場合、ファイルをいくつかのソースに分割することを検討してください。
Windows* のみ: 誤ったスタートアップ・プロジェクトを選択した場合、正しいスタートアップ・プロジェクトを選択してビルドを行い、スータビリティーまたは依存関係ツールを実行して、[アノテーション・レポート] ボタンをクリックします。
C/C++ と Fortran の最適なビルド設定に関する最新情報は、ターゲット・アプリケーションをビルド をご覧ください。