[Survey Report (サーベイレポート)]、[Suitability Report (スータビリティー・レポート)]、または [Dependencies Report (依存関係レポート)] ボタンをクリックしたときに、現在選択されているプロジェクト/スタートアップ・プロジェクト (Windows*) でこれらの解析ツールがまだ実行されていないと No Data (データがありません) というメッセージが表示されます。
このメッセージは、スータビリティーまたは依存関係ツールでインテル® Advisor のアノテーションが実行されていないと表示されます。インテル® Advisor GUI を使用している場合、スータビリティーや依存関係ツールがプロジェクトのプロパティーで指定されているソースファイルを検出できないと、このメッセージが表示されます。
ソースにアノテーションを追加するのを支援するため、[アノテーション・アシスタント] ペインにデータなしメッセージが示されます。
インテル® Advisor のスータビリティーまたは依存関係ツールを実行すると、収集されたデータは [Suitability Report (スータビリティー・レポート)] と [Dependencies Report (依存関係レポート)] ウィンドウの対応する位置に示され、[Annotation Report (アノテーション・レポート)] ウィンドウに表示されているアノテーション・リストが更新されます。
スータビリティーまたは依存関係ツールを使用するには、プロジェクト/スタートアップ・プロジェクトでインテル® Advisor のサイトとタスク・アノテーションを実行する必要があります。
インテル® Advisor GUI では、プロジェクトのプロパティーでソースの場所への正しいパスが設定されていない場合にも、このメッセージが示されます。
実行時間の短いターゲットで、右のコマンドツールバーにある [Started Paused (ポーズして開始)] ボタン (または同等のオプションや収集のポーズ・アノテーション) をクリックした場合にも、サーベイツールはこのメッセージを表示することがあります。実行時間の短いターゲットでは、ポーズした状態でデータ収集を開始すると、ターゲットの実行が終了するまでデータ収集が開始されず、ツールは解析を実行できません。
インテル® Advisor の [Advisor Workflow (ワークフロー)] タブを使用して、プログラムを起動し解析するツールを実行する手順に従います。
Windows* のみ: 誤ったスタートアップ・プロジェクトを選択している場合、正しいスタートアップ・プロジェクトを選択してビルドし、ツールを再度実行します。
プロジェクト/スタートアップがインテル® Advisor のアノテーションを実行しなかった場合、プログラムに並列サイトとタスク・アノテーションが追加され、スタートアップ・プロジェクト (Windows*) /ターゲット実行形式 (Linux*) が実行されたときに、プログラムが実行されることを確認してください。
インテル® Advisor GUI を使用している場合、プロジェクトを開いて [プロジェクトのプロパティー] ダイアログボックスを開きます。[Analysis Target (解析ターゲット)] タブで [Application (アプリケーション)] のターゲットファイル名とパスが正しいことを確認してます。次に、[Source Search (ソース検索)] タブをクリックし、新しい行を挿入してソースの場所へのパスを指定します。この場合、アプリケーションをリビルドする必要はありません。
実行時間の短いターゲットで、右のコマンドツールバーにある [Started Paused (ポーズして開始)] ボタンをクリックした場合 (または同等のオプションや収集のポーズ・アノテーションを指定した場合)、[Collect Survey Data (サーベイデータ収集)] をクリックします。そうしないと、ターゲットの実行が短すぎてサーベイツールはターゲットを解析できません。