メモリー消費解析は、Linux* ネイティブまたは Python* ターゲットを解析し、メモリー消費量 (RAM) を経時的に調べて、解析中に割り当ておよび解放されたメモリー・オブジェクトを特定します。
メモリー消費解析中、インテル® VTune™ プロファイラーのデータコレクターはメモリー割り当てと解放イベントを捕捉して、それぞれの割り当てイベント (解放の場合、メモリーを解放した関数のみを取得) の呼び出しシーケンスを取得します。
vtune -collect memory-consumption [-knob <knobName=knobValue>] [--] <target>
Knob:mem-object-size-min-thres。
メモリー消費解析で利用可能な knob (設定オプション) に関する最新情報は次のコマンドで取得できます。
vtune -help collect memory-consumption
この例は、Python の test アプリケーションでメモリー消費分析を実行する方法を示します。
vtune -collect memory-consumption -app-working-dir /usr/bin -- python /localdisk/sample/test.py
データの収集が完了したら、次のいずれかの方法で結果を表示します。
-report アクションを使用して、コマンドラインからデータを表示します。
-report-output アクションを使用して、レポートを .txt または .csv ファイルに書き込みます。
インテル® VTune™ プロファイラーのグラフィック・インターフェイスで、収集した結果データ (*.vtune) を開きます。