インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド
vtune -collect io [-knob <knobName=knobValue>] [-- target] [target_options]
knob: kernel-stack、collect-memory-bandwidth、dram-bandwidth-limits。(Linux* のみ) dpdk、spdk。
必要条件:
Linux*:
サンプリング・ドライバーがロードされているか、root 権限 (Linux*) でインテル® VTune™ プロファイラーのコマンドライン・インターフェイスを実行します。
システム全体のプロファイルを有効にします。
ターゲット・アプリケーションまたはプロセスを指定するシステム解析では、アプリケーションやプロセスを指定して、-analyze-system オプションでシステム全体の解析を有効にします。
ターゲット・アプリケーションまたはプロセスを指定しないシステム解析では、-duration オプションで収集期間を指定します。
FreeBSD*:
FreeBSD* では、解析範囲はプラットフォーム・レベルのメトリックに制限されます。MMIO アクセス、DPDK、および SPDK プロファイルはサポートされません。
例 1: ターゲット・アプリケーションと入出力解析
この例は、Linux* ターゲット・アプリケーションを指定し、システム全体のプロファイルを有効にして、ディスク入出力解析を行う方法を示します。
vtune -collect io -knob kernel-stack=true -analyze-system -- /home/test/myApplication
例 2: ターゲット・アプリケーションなしの SPDK 入出力解析
この例は、ターゲット・アプリケーションを指定せずに、システム全体の SPDK 入出力解析を 30 秒間実行する方法を示します。
vtune -collect io -knob kernel-stack=false -knob spdk=true --duration 30
データ収集が完了したら、結果を表示するため次のいずれかの操作を行います。
コマンドラインからデータを表示するには、-report アクションを使用します。
-report-output アクションを使用して、レポートを .txt または .csv ファイルに書き込みます。
インテル® VTune™ プロファイラーのグラフィカル・インターフェイスで、収集した結果データ (*.vtune) を開きます。