フローグラフ・アナライザーの GUI 外部でトレースを収集するには次の操作を行います。
Windows* のコマンドプロンプトや Linux* のターミナルからアプリケーションを起動する場合、最も簡単な方法は fgtrun スクリプトを使用してアプリケーションを実行することです。
コマンドプロンプトやターミナルからアプリケーションを起動できない、または IDE からアプリケーションを起動する場合は、fgtrun スクリプトの手順を手動で行う必要があります。
どちらの場合でも、以下で説明するように PATH 環境変数へ必須ツールへのパスを追加し、FGT_ROOT 変数を設定する必要があります。
ここでは、フローグラフ・アナライザーのインストール先のパスは <advisor-install-dir>\fga であると想定します。Visual Studio* コンパイラーのバージョンは <vc_version> であり、利用可能な値は vc12、vc14、vc14.1 です。
オペレーティング・システム |
環境変数 |
値 |
説明 |
|---|---|---|---|
Windows* |
FGT_ROOT |
<advisor-install-dir>\fga\fgt |
フローグラフ・アナライザーのインストール先のパス |
<PATH> |
%FGT_ROOT%\windows\bin;%FGT_ROOT%\windows\bin\ia32\<vc version>;%FGT_ROOT%\windows\bin\intel64\<vc version>;%PATH% |
パスは fgtrun.bat と fgt2xml.exe へのパスを含んでいる必要があります。 |
|
Linux* |
FGT_ROOT |
<advisor-install-dir>/fga/fgt |
フローグラフ・アナライザーのインストール先のパス |
<PATH> |
${FGT_ROOT}/linux/bin:${FGT_ROOT}/linux/bin/ia32/cc4.8_libc2.19_kernel3.13.0:${FGT_ROOT}/linux/bin/intel64/cc4.8_libc2.19_kernel3.13.0:${PATH} |
パスは fgtrun.sh、fgtrun.csh、および fgt2xml へのパスを含んでいる必要があります。 |
|
macOS* |
FGT_ROOT |
<advisor-install-dir>/fga/fgt |
フローグラフ・アナライザーのインストール先のパス |
<PATH> |
${FGT_ROOT}/macos/bin:${FGT_ROOT}/macos/bin/ia32/osx10.12.6_kernel16.7.0:${FGT_ROOT}/macos/bin/intel64/osx10.12.6_kernel16.7.0:${PATH} |
パスは fgtrun.sh、fgtrun.csh、および fgt2xml へのパスを含んでいる必要があります。 |