cachesim-sampling-factor

キャッシュ・シミュレーション中に合計メモリーアクセスの何パーセントを処理するか指定します。

構文

--cachesim-sampling-factor=<integer>

引数

<integer> は、処理するメモリーアクセスの合計数のパーセンテージです。10 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | 90 | 100

デフォルト

10

影響するアクション

collect=tripcounts --enable-cache-simulation

collect=roofline --enable-cache-simulation

使用法

アプリケーション内のループにミックスされたメモリー・アクセス・パターンがある場合、インテル® Advisor はメモリーアクセスの 10% (デフォルト) のみを解析する際に実際のキャッシュの動作を監視できない可能性があり、キャッシュ・シミュレーションの精度が低下することがあります。サンプリングの係数を増やすと精度が高まります。このオプションは、収集のオーバーヘッドを増加させます。

--enable-cache-simulation オプションとともに使用します。

メモリーアクセスの 50% を処理するキャッシュ・シミュレーションによって、トリップカウント解析を実行します。

advisor --collect=tripcounts --enable-cache-simulation --cachesim-sampling-factor=50 --project-dir=./advi_results -- ./myApplication

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