サンプルのトレースファイル

フローグラフ・アナライザーには、ツールの機能を習得するのに役立つ 5 つのサンプルトレースが含まれています。これらのトレースファイルは、<advisor_installation>/fga/samples ディレクトリーにあります。フローグラフ・アナライザーを起動するたびに、[File] ダイアログボックスはデフォルトで samples ディレクトリーに設定されます。

samples サブ・ディレクトリーには、読み込み可能なサンプルが含まれます。サンプルの一覧を次の表に示し、以降のセクションで詳しく紹介します。

場所

XML ファイル

samples/code_generation

dining_like.graphml

食事する哲学者のサンプルを生成します。

feature_like.graphml

特徴検出のサンプルを生成します。

samples/performance_analysis

feature_detection.graphml

feature_detection.traceml

特徴検出サンプルのランタイム・トレースを含みます。

forward_substitution.graphml

forward_substitution.traceml

前方置換サンプルのランタイム・トレースを含みます。

computer_vision.graphml

computer_vision.traceml

コンピューター・ビジョン・サンプルのランタイム・トレースを含みます。

performance_analysis サンプルは、ランタイムトレースでキャプチャーされました。ランタイムトレースではすべてのタイプを推測できず、ノードのユーザー本体をキャプチャーできないため、これらのサンプルにはアプリケーションの完全な説明は含まれておらず、アプリケーションの再生成には使用できません。これらのサンプルから C++ コードを生成することはできますが、不完全なコードであるため、コンパイルして実行する前に修正する必要があります。対して、code_generation サンプルはフローグラフ・アナライザーから完全に記述されています。code_generation サンプルから C++ コードを生成する場合、コンパイルと実行前にコードを修正する必要はありません。