グラフにノードを追加してノードをエッジに接続したら、ノードを調査して、グラフを流れるデータが適切なタイプであることを確認します。一部のデータ型は、インテル® oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロック (oneTBB) のフローグラフのノード自体、またはグラフが表すロジックによって決まります。データはノードとエッジを流れ、ポートに接続されており、データタイプはポートレベルで管理されます。ほとんどのポートのデフォルトのノード・データ・タイプは int であり、このタイプを期待するノードは continue_msg です。
ノードのプロパティーを変更するには以下の操作を行います。
ノードを選択します。
[Node] タブの [Port Information] ペインで、ポートタイプを選択しフィールドを編集して、ポートの [Data Type] を変更します。

join_node などの特定ノードでは、変更可能なのは入力ポートのデータタイプのみであり、入力ポートのデータタイプを変更すると出力データタイプは自動的に変更されます。

キャンバスのノードを選択して、[Node] タブにプロパティーを表示します。この [properties] ペインには、特定ノードタイプのすべてのプロパティーが表示されます。選択したノードタイプに設定されていないプロパティーは濃い色で表示されます。次の図では、join_node に [Description] プロパティーが設定されていないことが分かります。
![ノード [properties] タブ](GUID-CC00EB33-3639-4A7D-B97F-061AB907F7C8-low.png)
ノードの一部のプロパティーは自動的に設定され、ノードタイプに関連付けられます。このようなプロパティーは編集に使用できず、[Node Properties] タブにはこの規則が適用されます。例えば、[Node Type] は変更できませんが、[Node Weight] と [Node Name] は編集できます。