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インテル® Advisor ヘルプ

環境変数の設定

このトピックでは、インテル® Advisor の環境変数の設定に関するガイドを提供します。

次のことを行い場合は環境変数を設定します。

次のいずれから方法で変数を設定できます。

デフォルトのインストール・パス

次の手順では、 <version><install-dir> などの山カッコ内の値を、利用するシステムの値に置き換えてください。 <version> は、インテル® Advisor がリリース 年と更新バージョンなど (例: 2021.1) です。アプリケーションのデフォルトのインストール・パス <install-dir> は、次のいずれかです。

スクリプトで変数を設定

これは、インテル® Advisor の環境変数を設定するのに推奨される方法です。特に、専用の Python* スクリプトを使用してオフロードのモデル化を実行する際に使用します。スクリプトは、インテル® Advisor のインストール・ディレクトリーを指す必要となるすべての変数を自動的に設定します。

Linux OS and macOS

次シェルスクリプトを実行します。

source <install-dir>/setvars.sh

source <install-dir>/setvars.csh

このスクリプトは、システムにインストールされている最新バージョンのインテル® Advisor をセットアップします。

システムのインストールされている下位バージョンのインテル® Advisor 向けに環境をセットアップする場合は、次のインテル® Advisor 固有のスクリプトを使用します。

source <install-dir>/advisor/<version>/env/vars.sh

source <install-dir>/advisor/<version>/env/vars.csh

ここで <version> は、使用するインテル® Advisor のバージョンです。

Windows*

次のバッチファイルを実行します。

<install-dir>\setvars.bat

このスクリプトは、システムにインストールされている最新バージョンのインテル® Advisor をセットアップします。

システムのインストールされている下位バージョンのインテル® Advisor 向けに環境をセットアップする場合は、次のインテル® Advisor 固有のスクリプトを使用します。

source <install-dir>/advisor/<version>/env/vars.sh

source <install-dir>/advisor/<version>/env/vars.csh

ここで <version> は、使用するインテル® Advisor のバージョンです。

手動で環境変数を設定

Linux* と macOS*

  1. ターミナルを開きます。
  2. 現在の環境変数の設定を確認します。例えば、 bash シェルで以下を実行します。

    env | grep ADVISOR_<version-year>_DIR

    ここで <version-year> は、使用するインテル® Advisor のメジャーバージョンです (例: 2023)。

    適切なインテル® Advisor のインストール・ディレクトリーが変数に定義されている場合、次の手順はスキップして インテル® Advisor の起動 に進んでください。

  3. export コマンドを使用して環境変数を設定します。以下を入力します:

    export ADVISOR_<version-year>_DIR="<install-dir>"

    例えば、デフォルトのインストール・ディレクトリー内のインテル® Advisor 2023 では、次のようになります。

    export ADVISOR_2023_DIR="/opt/intel/oneapi/advisor/latest"
  4. 現在のシステムで常にこの変数を設定するには、 .login または同等のシェル初期化ファイルにこの定義を追加します。
  5. 環境変数の設定を確認します。

    env | grep ADVISOR_<version-year>_DIR

    ターミナルに環境変数名とその値が出力されます。

Window*

  1. コマンドプロンプトを開きます。
  2. 現在の環境変数の設定を確認します。例えば、次のように入力します。

    set ADVISOR_<version-year>_DIR

    ここで <version-year> は、使用するインテル® Advisor のメジャーバージョンです (例: 2023)。

    適切なインテル® Advisor のインストール・ディレクトリーが変数に定義されている場合、次の手順はスキップして インテル® Advisor の起動 に進んでください。

  3. set コマンドを使用して環境変数を設定します。以下に例を示します。

    set ADVISOR_<version-year>_DIR="<install-dir>"

    例えば、インテル® Advisor 2023 では、次のようになります。

    set ADVISOR_2023_DIR="C:\Program Files (x86)\Intel\oneAPI\advisor\latest"
  4. システムでこの環境変数を常に設定するには、 [コントロールパネル] > [システム] > [システムの詳細設定] > [環境変数...] を開いて、システムまたはユーザーの環境変数にこの定義を追加します。

追加の変数

以下を考えてみます。次の環境変数を設定します:

次のステップ

GUI またはコマンドライン・インターフェイスからインテル® Advisor を起動します。

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