__itt_pause() API を呼び出したり、手動で解析ターゲットをポーズしなくても、[タイムライン] ペインに予期しないポーズ時間が表示されることがあります。
例:

これは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング (EBS) を使用して呼び出しスタックを収集するときに発生する可能性があります。
上記の例では、アプリケーションはおよそ 22 秒の位置で __itt_pause() を呼び出しています。しかし、インテル® VTune™ プロファイラーによってもう 1 つ短いポーズが挿入されています。インテル® VTune™ プロファイラーは、データの生成率がスピル率を超えてデータが損失しそうになると、一時的にプロファイルを中断して、データがフラッシュされ、その後収集が再開されます。ポーズ領域では、アプリケーションは実行していません。インテル® VTune™ プロファイラーは、アプリケーションが現在の定量を使い切ってすべてのデータがファイルに保存されるまで CPU 上にスケジュールしません。
挿入されたポーズ時間は無視できます。例えば、次のサマリー情報では、ポーズ時間は経過時間の一部であることが分かりますが、これには CPU 時間は含まれません。
