パフォーマンス解析を始める前に、プロファイル・セッションが実行されるターゲットシステムを準備します。
ターゲットシステムは、インテル® VTune™ プロファイラーをインストールしたシステムであるホストシステムと同じにできます。インテル® VTune™ プロファイラーがインストールされているシステムで解析を実行する場合 (ターゲットシステムとホストシステムが同じ場合)、ターゲットシステムはローカルシステムと呼ばれます。ローカル以外のターゲットシステムは、リモートシステムと呼ばれます。
プロジェクトを作成すると、ローカルホスト上でパフォーマンス・スナップショットを実行するように事前定義された [解析の設定] ウィンドウが表示されます。[どこを] ペインで解析タイプ名をクリックして解析ツリーを開きます。ここで、別の解析タイプを選択できます。
![[解析の設定]: システム](GUID-D6D17B75-79E1-480F-8F35-9A006998FE23-low.png)
これらのオプションを使用して、解析を実行する場所を決定します。
オプション |
説明 |
|---|---|
ローカルホスト |
ローカル・ホスト・システム上で解析を実行します。 |
リモート Linux* (SSH) |
リモートの通常の Linux* システムまたは組み込み Linux* システムで解析を実行します。インテル® VTune™ プロファイラーは、リモートシステムの接続に SSH プロトコルを使用します。 |
Android* デバイス (ADB) |
Android* デバイス上で解析を実行します。インテル® VTune™ プロファイラーは、Android* デバイスに接続するため Android* デバッグブリッジ (ADB) を使用します。 |
通信エージェント (TCP/IP) |
解析通信エージェントを使用して、リアルタイム・オペレーティング・システムを実行する組込みシステムをプロファイルします。 |
任意のホスト (未接続) |
現在のホストから直接アクセスできないプラットフォーム (任意のターゲットと呼ばれます) 向けにコマンドラインによる設定を生成します。 |
解析ターゲットのシステム固有要件を調査します。
組込み Linux* ターゲット (Wind River*、Yocto*)