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Linux* でロード可能なカーネルモジュールのシンボル名を解決

Linux* カーネル・モジュールのシンボル情報を解決するため、インテル® VTune™ プロファイラーは、ファイナライズ中に /sys/module/<モジュール名>/sections/ ディレクトリーのコンテンツを使用します。

/sys/module/<モジュール名>/sections/ ディレクトリーのデフォルト権限は、root ユーザーにのみアクセスが限定される場合があります。この場合、インテル® VTune™ プロファイラーは警告メッセージを表示します。root 権限でインテル® VTune™ プロファイラーを実行するか、このディレクトリー内のすべてのファイルのアクセス権限を変更します。

制限事項

リモート Linux* システムでデータを収集する場合、インテル® VTune™ プロファイラーは /sys/module/<モジュール名>/sections/* の結果を読み取りません。この場合、シンボル参照を解決するには次の操作を行います。

  1. <モジュール名>/sections フィルダーをターゲットシステムから、ホストシステムの ../<親ディレクトリー>/<モジュール名>/sections に手動でコピーします。
  2. バイナリーファイルとシンボルファイルのインテル® VTune™ プロファイラーの検索ディレクトリーに <親ディレクトリー> を追加します。

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