この解析は GUI モードでは非推奨となり、コマンドラインでのみ利用できます。
TSX ホットスポット解析タイプは、ハードウェア・イベントベース・サンプリング収集を使用し、インテル® トランザクショナル・シンクロナイゼーション・エクステンション (インテル® TSX) をサポートするインテル® プロセッサーをターゲットとします。この解析タイプは、正確なクロックティックをエミュレートする uOpS_RETIRED.ALL_PS ハードウェア・イベントを使用し、トランザクション内でパフォーマンスが重要なプログラム単位を特定するのに役立ちます。
vtune -collect tsx-hotspots [-knob <knobName=knobValue>] [--] <target>
Knob:sampling-interval、enable-stack-collection のようにできます。
インテル® TSX ホットスポット解析で利用可能な knob (設定オプション) に関する最新情報は次のように取得できます。
vtune -help collect tsx-hotspots
この例は、コールスタックとスレッド・コンテキスト・スイッチの高度な収集を有効にして、Linux* 上の myApplication でインテル® TSX ホットスポット解析を実行する方法を示します。
vtune -collect tsx-hotspots -knob enable-stack-collection=true -- /home/test/myApplication
データの収集が完了したら、次のいずれかの方法で結果を表示します。
ここでは、-report アクションを使用します。
コマンドラインから -report-output アクションを使用して、レポートを .txt または .csv ファイルに書き込みます。
インテル® VTune™ プロファイラーのグラフィック・インターフェイスで、収集した結果データ (*.vtune) を開きます。