インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド
プラットフォーム・プロファイラー解析タイプを使用して、システム全体の動作を取得できます。計算、メモリー、ストレージ、I/O、および相互接続に関連するプラットフォーム・レベルの構成、利用率およびインバランスの問題を理解します。低オーバーヘッドの解析タイプを使用することで、長時間にわたり全負荷で実行されるシステムのデータを収集します。
プラットフォーム・プロファイラー解析は、特定のワークロードに対しシステムを選択および特性を評価するのに役立つシステムjレベルの概要を分析します。これは、いくつかの点でシステム概要解析とは異なります。
| システムの概要解析 | プラットフォーム・プロファイラー解析 | |
|---|---|---|
| 解析のタイプ | 細粒度 | 粗粒度 |
| 解析のカバレッジ | ハードウェアとソフトウェア | ハードウェアのみ |
| ワークロードのタイプ | 短時間の実行 (数分以下) | 長時間の実行 (数時間以下) |
プラットフォーム・プロファイラー解析を使用して、長時間実行するワークロードに最も適したハードウェアを利用するようにします。
vtune -collect platform-profiler [-knob <knobName=knobValue>] -- <target>
knob:
インテル® Optane™ パーシステント・メモリー・モジュールのパフォーマンス情報を収集します。
デフォルト値 : false
設定可能な値 : true | false
プラットフォーム・プロファイラー解析で使用できるノブ (オプション) の最新情報を見るには、次のコマンドを実行します。
vtune -help collect platform-profiler次のコマンドで、プラットフォーム・プロファイラー解析を実行します。
vtune -collect platform-profilerデータ収集が完了したら、インテル® VTune™ プロファイラーのグラフィカル・インターフェイスでデータの収集結果 (*.vtune) を開きます。