インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド

クロックティックとパイプライン・スロット・ベースのメトリック

インテル® VTune™ プロファイラーは、クロックティックまたはパイプライン・スロットとして測定されるマイクロアーキテクチャー全般解析向けのハードウェア・イベントベースのメトリックを提供します。この違いを理解するため、次の例を考えてみます。

クロックティックとパイプライン・スロットのメトリック

例えば、2 つのスロットがパイプライン・スロットの 50% のサイクルをそれぞれ浪費していると想定します。しかし、クロックティックは、各サイクルでストールがあるため、ストールメトリックは 100% になります。さらに、各サイクルのストールは異なる原因で発生する可能性があるため、クロックティックで測定されたメトリックが重複することがあります。

そのため、クロックティックで測定されたメトリックは、パイプライン・スロットで測定されたメトリックよりも精度が低くなります。これは重複するメトリックが、そのレベルの合計が必ずしも親メトリックの値と一致しないためです。しかし、このようなメトリックは、コード内部のパフォーマンスのボトルネックを特定するのに役立ちます。

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