インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド

キャッシュ依存

メトリックの説明

このメトリックは、マシンが L1、L2、および L3 キャッシュでストールしている頻度を示します。キャッシュにヒットすると DRAM にヒットするよりもはるかに高速に処理されますが、パフォーマンス上重要なペナルティーを被ります。このメトリックには、共有データに対する一貫性のペナルティーも含まれます。

考えられる問題

かなりのサイクルがキャッシュからのデータフェッチに費やされています。L2 または L3 キャッシュへのアクセスに問題があるかを確認するため、メモリーアクセス解析をチェックし、キャッシュをミスしたワークロードと同じパフォーマンス・チューニングの適用を検討してください。これには、データ・ワーキング・セットのサイズ縮小、データアクセス局所性の改善、低レベルのキャッシュにワーキングセットを収めるブロック化や分割、またはハードウェア・プリフェッチャーの使用が含まれます。ソフトウェア・プリフェッチャーの使用を検討してください。ただし、通常のロードを妨げる可能性があり、レイテンシーが増加してメモリー・サブシステムへの負担が増えることに注意してください。このメトリックには、共有データに対する一貫性のペナルティーも含まれます。マイクロアーキテクチャー全般解析をチェックして、競合アクセスまたはデータ共有が問題であるかどうかを確認します。

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