インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド

CPI レート

メトリックの説明

リタイアした命令あたりのサイクル数 (CPI) は、各命令の実行にかかったおおよその時間を示す基本的なパフォーマンス・メトリックです (単位はサイクル数)。最近のスーパースカラー・プロセッサーは、1 サイクルあたり 4 つまでの命令を発行できるため、理論的な最良の CPI 値は 0.25 になります。さまざまな要因 (大きなレイテンシーのメモリー、浮動小数点演算、SIMD 演算、分岐予測ミスによりリタイアしない命令、フロントエンドの命令スタベーションなど) により、測定される CPI の値は高くなる傾向にありますが、CPI が 1 の場合、HPC アプリケーションでは容認されますが、異なるアプリケーション分野の期待値はさまざまです。アプリケーションのパフォーマンス・チューニングの全体的な可能性を判断する優れたメトリックとして広く用いられています。

考えられる問題

CPI 値が高すぎます。これは、メモリーストール、命令スタベーション、分岐予測ミス、または長いレイテンシーの命令などが原因で発生します。高い CPI の原因を特定するには、ほかのハードウェア関連のメトリックを調査します。

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