インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド

CPI レート (Intel Atom® プロセッサー)

メトリックの説明

リタイアした命令あたりのサイクル数 (CPI) は、各命令のにかかったおおよその時間を示す基本的なパフォーマンス・メトリックです (単位はサイクル数)。Intel Atom® プロセッサーでは、スレッドごとの理論的な最良の CPI は 0.50 ですが、2.0 を超える場合、調査の必要があります。高い CPI 値は、長いレイテンシーのメモリー、浮動小数点操作、分岐予測ミスによるリタイアしない命令、またはフロントエンドでの命令スタベーションなど軽減可能なシステム内のレイテンシーを示します。SIMD などの最適化では、サイクルあたりの命令数が少なくなり (CPI が増加)、デバッグコードでは冗長性のある命令を使用できるためサイクルごとの命令数が増加します (CPI は減少)。

考えられる問題

CPI 値が高すぎます。これは、メモリーストール、命令スタベーション、分岐予測ミス、または長いレイテンシーの命令などが原因で発生します。高い CPI の原因を特定するには、ほかのハードウェア関連のメトリックを調査します。

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