インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド

ツールバー: フィルター

グリッドや [タイムライン] ペインに表示するデータを [フィルター] ツールバーでフィルター処理します。現在開いている結果のフィルター設定は、プロジェクト全体で保持され、そのプロジェクトの以降の結果に自動的に適用されまます。

操作

説明

[メトリック] フィルター

[フィルター] アイコンにマウスを移動し、メトリックのドロップダウン・メニューを表示して、フィルターするメトリックを選択します。

デフォルトでは、収集された結果のメトリックデータの 100% が表示されます。メトリック値は、ビューポイントと解析タイプによって異なります。

例えば、ホットスポット解析結果 (ハードウェア・イベントベース・サンプリング・モード) で利用可能なホットスポット・ビューポイントには、CPU 時間とリタイアした命令イベントメトリックがありますが、デフォルトでは CPU 時間が選択されます。フィルター処理ドロップダウン・メニューを開いて、各モジュール/プロセス/スレッドの結果全体の CPU 時間に対する CPU 時間のパーセンテージを確認します。

フィルター処理ドロップダウン・メニューでプログラム単位を選択すると、グリッドとタイムラインがフィルターアウトされ、特定のプログラム単位のデータを表示できます。例えば、CPU 時間の 51.5% を占める analyze_locks プロセスを選択した場合、結果データにはこのプロセスのみの統計が表示され、フィルターバーには CPU 時間の 51.5% のみが表示されていることを示すインジケーターが現れます。

[モジュール] フィルター

モジュールを選択して、関連する収集データのみを表示するようにフィルター処理します。ほかのモジュールに関連するデータは非表示になります。

デフォルトでは、[すべてのモジュール] が選択されます。このオプションはデータをフィルターしません。

[スレッド] フィルター

スレッドを選択して、関連する収集データのみを表示するようにフィルター処理します。ほかのスレッドに関連するデータは非表示になります。

デフォルトでは、[すべてのスレッド] が選択されます。このオプションはデータをフィルターしません。

[プロセス] フィルター

プロセスを選択して、関連する収集データのみを表示するようにフィルター処理します。ほかのプロセスに関連するデータは非表示になります。

デフォルトでは、[すべてのプロセス] が選択されます。このオプションはデータをフィルターしません。

[スレッド効率] フィルター

スレッド効率性レベルを選択して、関連する収集データのみを表示するようにフィルター処理します。ほかの効率性レベルに関連するデータは非表示になります。

デフォルトでは、[すべてのスレッド効率] が選択されます。このオプションはデータをフィルターしません。

このフィルターは、ユーザーモード・サンプリングとトレース解析結果のスレッド並行性によるホットスポットスレッド化効率ビューポイントに適用されます。

[利用率] フィルター

利用可能な CPU 利用率モードでグリッドのデータをフィルター処理します。

このフィルターは、ユーザーモード・サンプリングとトレース解析結果の CPU 利用率によるホットスポット・ビューポイントに適用されます。

[スリープステート] フィルター

スリープステート (C0 -Cn) を選択して、関連する収集データのみを表示するようにフィルター処理します。CPU のスリープステートが深くなるほど節電効果は高くなります。

このフィルターは電力解析結果でのみ利用できます。

[ウェイクアップの理由] フィルター

プロセッサーをウェイクアップするオブジェクトのタイプによってデータをフィルターします。考えられるウェイクアップの理由には、タイマー、割り込み、IPI などがあります。

このフィルターは電力解析結果でのみ利用できます。

[タイマーのタイプ] フィルター

プロセッサーをウェイクアップするタイマーのタイプによってデータをフィルターします。ユーザーまたはカーネルタイマーのいずれかを選択します。

このフィルターは電力解析結果でのみ利用できます。

[すべてのフィルターを解除] アイコン

すべてのフィルターを解除してすべてのデータを表示します。

[インラインモード] オプション

インライン関数ごとのパフォーマンス・データの表示を有効/無効にします。このオプションは、以下を使用してコードをコンパイルする際にサポートされます。

  • GCC コンパイラー 4.1 以降

  • インテル® Composer XE (12.1.333) 以降では、-debug inline-debug-info オプション (Linux*) または /debug:inline-debug-info オプション (Windows*) を有効にします。

[コール・スタック・モード] オプション

システム関数の表示/非表示を選択します。

  • ユーザー関数のみ: すべてのシステム関数をフィルターアウトします。

  • ユーザー/システム関数: フィルターを適用しません。

  • ユーザー関数 + 1 (デフォルト): ユーザー関数から直接呼び出されたシステム関数以外をフィルターアウトします。

[ループモード] オプション

グリッドに表示するループデータの階層タイプを選択します。次のタイプを選択できます。

  • ループのみ: ループを通常のノードとしてツリーに表示します。ループ名には次のものが含まれます。

    • ループの開始アドレス

    • ループが作成されたコード行番号

    • ループが作成された関数名

  • ループと関数: ループと関数を個別のノードとして表示します。

  • 関数のみ (デフォルト): ループ情報を含まない関数データを表示します。

フィルターバーで選択可能なフィルターを、[選択してフィルターイン]/[選択してフィルターアウト] コンテキスト・メニューですでにフィルター処理されたデータに適用すると、すべてのフィルターが統合され同時に適用されます。

関連情報