インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド

インテル® メディア SDK プログラム解析

インテル® VTune™ プロファイラーを使用すると、インテル® メディア SDK タスクの経時的な解析が可能です。

必要条件:

インテル® メディア SDK タスクの実行を解析するには、以下を確認します。

インテル® メディア SDK プログラム解析を設定するには、次の操作を行います。

  1. 解析するターゲットを設定します。

  2. インテル® メディア SDK プログラムのトレースを有効にして、解析を実行します。

ターゲットの設定

root 権限でインテル® VTune™ プロファイラーを起動し、インテル® メディア SDK ターゲット向けに解析を設定します。

[アプリケーションを起動] モードでは、通常の [プロジェクトの設定][解析ターゲットの設定] 手順に従い、アプリケーションやスクリプトをターゲットとして指定します。Linux* では、インテル® VTune™ プロファイラーは環境変数を自動的に設定し、インテル® メディア SDK プログラム解析用の .mfx_trace 設定ファイルを作成します。

[プロセスにアタッチ][システムのプロファイル] モードでは、インテル® VTune™ プロファイラーは .mfx_trace を自動生成しないため、インテル® メディア SDK プログラムの解析が不完全になります。次のように手動で MFX トレースを有効にする必要があります。

  1. ITT トレースを結果に含めるようにシステムを設定します。

    Linux* :

    export INTEL_LIBITTNOTIFY32=opt/intel/vtune_profiler/lib32/runtime/libittnotify_collector.so
    export INTEL_LIBITTNOTIFY64=/opt/intel/vtune_profiler/lib64/runtime/libittnotify_collector.so

    Windows* :

    set INTEL_LIBITTNOTIFY32=C:\Program Files (x86)\IntelSWTools\VTune Profiler 2020\bin32\runtime\ittnotify_collector.dll 
    set INTEL_LIBITTNOTIFY64=C:\Program Files (x86)\IntelSWTools\VTune Profiler 2020\bin64\runtime\ittnotify_collector.dll 

  2. Linux* では、解析を実行する前に .mfx_trace ファイルを作成します。

    echo "Output=0x30" > $HOME/.mfx_trace
    chmod +r $HOME/.mfx_trace
    

何らかの理由で、このファイルの設定がインテル® VTune™ プロファイラーのプロジェクトで指定された設定と異なる場合、.mfx_trace の設定が優先され、インテル® VTune™ プロファイラーのプロジェクト設定が上書きされます。

解析の実行

  1. インテル® VTune™ プロファイラーのツールバーで、 [解析の設定] ボタンをクリックします。

  2. [どのように] ペインで、インテル® メディア SDK プログラム向けのプロファイル・タイプ (例えば、GPU 計算/メディア・ホットスポット解析GPU オフロード解析、またはカスタム解析) を選択します。

  3. [GPU プログラミング API をトレース] オプションが選択されていることを確認します。

  4. オプション: カスタム解析では、[GPU 使用を解析] オプションを選択します。

    GPU 計算/メディア・ホットスポットと GPU オフロード解析タイプは、デフォルトで有効になります。

  5. 解析を実行するには、[開始] をクリックします。

データ収集が完了すると、インテル® VTune™ プロファイラーはデフォルトでビューポイントを開きます。インテル® メディア SDK タスクの実行中に CPU ワークロードを解析するには、[グラフィックス] ウィンドウを使用します。

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