インテル® VTune™ プロファイラー・ユーザーガイド

競合アクセス

メトリックの説明

競合アクセスは、あるスレッドによって書き込まれたデータが別のコアのスレッドによって読み取られる場合に発生します。競合アクセスには、ロックなどの同期、ロック変数の変更などの真のデータ共有、フォルス・シェアリングがあります。このメトリックは、すべてのサイクルに対してキャッシュシステムが競合アクセスを処理している間に生成されたサイクルの比率です。

考えられる問題

別のコアで更新されたキャッシュラインに対する多数の競合アクセスがあります。ほかの長いレイテンシーのロードイベント (例えば LLC ミス) に対して推奨される手法を導入するか、競合アクセスを減らすことを検討してください。競合アクセスを減らすには、まずその原因を特定します。同期が原因であれば、同期の粒度を増やすことを考えてください。真のデータ共有であれば、データのプライベート化とリダクションを検討してください。データのフォルス・シェアリングが発生している場合は、変数を異なるキャッシュラインに配置するようにデータを再構築してください。パディングによってワーキングセットが増加するかもしれませんが、確実にフォルス・シェアリングを排除することができます。

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