インテル® oneAPI ベース・ツールキット (Linux* 版) 導入ガイド

Eclipse* を使用したサンプル・プロジェクトのビルドと実行

インテル® oneAPI ベース・ツールキット

インテル® oneAPI は、Linux* 上でサードパーティー製 IDE と統合して、ソフトウェア開発用のシームレスな GUI を提供します。

Eclipse* で FPGA 向けの開発を行う場合は、「サードパーティー製 IDE でのインテル® oneAPI DPC++ FPGA ワークフロー」 (英語) を参照してください。

インテル® oneAPI ツールキット用のサンプルのダウンロードには、インターネット接続が必要です。ツールキットをオフラインで使用する方法については、「トラブルシューティング」の「オフラインシステムでの開発」を参照してください。

Eclipse* を使用した新規プロジェクトの作成

Eclipse* を使用してスイート全体にアクセスできます (最小要件は「リリースノート」を参照)。oneAPI をインストールすると、ツールがメニューに統合されます。

プロジェクトの作成方法を紹介したビデオは、「インテル® oneAPI の Eclipse* 用サンプルプラグイン」 (英語) を参照してください。

  1. Eclipse* ディレクトリーに移動して setvars.sh を source します。

    root または sudo としてインストールした場合:

    . /opt/intel/oneapi/setvars.sh

    一般ユーザーとしてインストールした場合:

    . ~/intel/oneapi/setvars.sh

    setvars.sh の詳細は、こちらを参照してください。
  2. Eclipse* のインストール・フォルダーから Eclipse* を起動します。
    ./eclipse
  3. 起動したら、ワークスペースを選択して、[Intel] > [Browse Intel oneAPI Samples] からプロジェクトを作成します。ウィザード画面が表示されます。

    Eclipse* でインテルのメニューが表示されない場合は、「トラブルシューティング」の Eclipse* プラグインのセクションを参照してください。

  4. [New Project Name] フィールドにプロジェクト名を入力します。矢印 (>) をクリックして [Intel® oneAPI Base Toolkit] を展開します。
  5. [Intel® oneAPI DPC++/C++ Compiler] > [CPU, GPU and FPGA] グループから [Vector Add] を選択します。Vector Add は、ツールが適切に設定され、システムの GPU にアクセスできることを確認する単純なテスト・アプリケーションです。
  6. Vector Add サンプルが C++ パースペクティブで開き、サンプルが実行されます。下部の [Problems] ビューを確認します。エラーがある場合は、[Problems] タブに表示されます。

  7. プロジェクトをビルドするには、[Project] > [Build Project] を選択します。ビルド時に Eclipse* の [Console] ビュー (通常右下) にはビルドログ、エラー、警告が表示されます。このサンプルでは、エラーは見つかりませんでした。
  8. アプリケーションを実行するには、[Run] > [Run] を選択します。
詳細は、「サンプルを使用してデータ並列 C++ を理解する」を参照してください。