インテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (インテル® oneMKL) には、FFTW インターフェイス (www.fftw.org) の 2 つのラッパー・コレクションが用意されています。ラッパーは FFTW の上部構造で、インテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (インテル® oneMKL) フーリエ変換関数の呼び出しに使用されます。これらのコレクションはそれぞれ、FFTW バージョン 2.x と 3.x に対応しており、インテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (インテル® oneMKL) バージョン 7.0 以降で利用できます。
これらのラッパーを使用することで、ソースコードを変更することなく、インテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (インテル® oneMKL) のフーリエ変換を使用して FFTW を使用するプログラムのパフォーマンスを向上できます。ラッパーの詳細については、『インテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (インテル® oneMKL) デベロッパー・リファレンス』の「FFTW Interface to Intel® Math Kernel Library」を参照してください。
利便性のため、FFTW3 インターフェイスもインテル® oneAPI マス・カーネル・ライブラリー (インテル® oneMKL) と統合されます。
FFTW2 と FFTW3 インターフェイスは相互に互換性がありません。両方へのリンクは避けてください。どうしても必要な場合は、まず FFTW2 ラッパーのソースコードを変更します。