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プロシージャー間の最適化を使用してパフォーマンスを向上する

コンパイラーは、ソース行の境界を越えて最適化できる場合、インライン展開などの追加の最適化を実行することができます。インライン展開は、/Qipo オプションで有効になります。

/Qipo オプションを使用してプログラムをリビルドし、プロシージャー間の最適化を有効にします。

[Optimization [Intel C++] (最適化 [インテル® C++])] > [Interprocedural Optimization (プロシージャー間の最適化)] > [Multi-file (マルチファイル) (/Qipo)] を選択します。

ベクトル化メッセージは、driver.f90 (行 69) のインライン展開の場所を示していることに注目してください。matvec.f90 のどのループがインライン展開されたかを示す最適化メモ 4 件が表示されます。

ここで、実行ファイルを開始して、実行時間を記録してください。