パフォーマンスの向上を測定するためのパフォーマンスのベースラインを確定するには、プロジェクトを次の設定でビルドします。
[プロジェクト] > [プロパティ] を選択します。プロジェクトの [プロパティ ページ] が表示されます。
[構成プロパティ] > [C/C++] > [Optimization (最適化)] を選択します。
[Optimization (最適化)] を [Minimize Size (プログラムサイズ)] に設定します。
[構成プロパティ] > [C/C++] > [Optimization [Intel C++] (最適化 [インテル® C++])] > [Interprocedural Optimization (プロシージャー間の最適化)] を [No (いいえ)] に設定します。
[構成プロパティ] > [C/C++] > [Language [Intel C++] (言語 [インテル® C++])] を選択します。
[Enable C99 Support (C99 サポートを有効にする)] を [Yes (はい)] に設定します。
[構成プロパティ] > [C/C++] > [Code Generation (コード生成)] を選択します。
[Floating Point Model (浮動小数点モデル)] を [Fast (/fp:fast)] に設定します。
/fp:fast オプションは、浮動小数点算術演算においてより強力な最適化を行うようにコンパイラーに指示します。/fp:precise オプションや /fp:strict オプションは、自動ベクトル化の機会を制限することがあります。
プロジェクトをリビルドし、実行ファイルを開始します ([デバッグ] > [デバッグなしで開始])。出力結果で表示される実行時間を記録してください。この時間が、以降のパフォーマンス向上を測定する際のベースラインとなります。