assume-dependencies

ループの依存性タイプが不明 (unknown) である場合、ループには依存関係があると想定します。

GUI オプション

[解析ワークフロー] > [オフロードのモデル化] > [パフォーマンスのモデル化] > [依存関係の想定]

構文

--assume-dependencies

--no-assume-dependencies

デフォルト

オン (assume-dependencies)

注:

この GUI オプションは、デフォルトで無効に設定されています。

影響するアクション

collect=projection

collect=offload

使用法

依存関係解析を実行せずに、コードで想定される依存関係によって制限される推定時間を最小限にするには、no-assume-dependencies オプションを使用します。この場合、コンパイラーがループに関連する情報を示さない、またはループが並列として明示的にマークされていないと、インテル® Advisor はプログラミング・モデル (OpenMP*、SYCL*、インテル® oneAPI スレッディング・ビルディング・ブロック) は並列であり依存関係はないと想定します。

例

  1. サーベイ解析を実行します。

  2. 特性化ステージのトリップカウント & FLOP 解析を実行します。

  3. 依存関係タイプが不明であるループに、依存関係がないと仮定したアプリケーションのパフォーマンスを反映します。

advisor --collect=survey --static-instruction-mix --project-dir=./advi_results -- ./myApplication
advisor --collect=tripcounts --flop --enable-data-transfer-analysis --project-dir=./advi_results -- ./myApplication
advisor --collect=projection --no-assume-dependencies --project-dir=./advi_results
上位トピック: advisor コマンドオプションのリファレンス

関連情報

advisor コマンドオプションのリファレンス
コマンドライン・インターフェイスのリファレンス このリファレンス・セクションでは、コマンド構文で使用される CLI アクションとオプションについて説明します: advisor <--action> [--action-options] [--global-options] [[--] target [target options]]。