ペイン: 詳細表示

このペインではループ/関数固有の詳細情報を取得できます。

Location (場所)

[Survey Report (サーベイレポート)] と [CPU Roofline report (CPU ルーフライン・レポート)] ウィンドウの下部に [詳細表示] ペインが表示されます。

[Source (ソース)] タブ

[Source (ソース) タブ には選択したループ/関数のソースコードが表示されます。

コードの行をダブルクリックすると、エディターでソースコードが開きます。コードの行を右クリックすると、次のオプションを含むコンテキスト・メニューが開きます。

[Top Down (トップダウン)] タブ

このタブで、ループ/関数の階層を表示し、呼び出しツリーで選択したループ/関数を特定して、そのループ/関数の解析結果を表示します。

スタック上の関数/ループの階層、および特定の関数やループに関連したソースコードを表示します。それぞれの関数やループは異なるグリッド行に表示されます。ループは、アイコンと [ループ] 文字列で識別され、その後にループを実行する関数やプロシージャー名とソースの場所が示されます。

[トップダウン] タブは 2 つのフレームに分かれています。

Controls (コントロール)

トップダウン・リストに表示するカラムをカスタマイズできます。アプリケーション・ウィンドウの右上にある [表示をカスタマイズ] ボタンをクリックして、[レイアウトを表示] ドロップダウン・リストと [トップダウン] タブの右上に [設定] (歯車アイコン) コントロールを表示します。

[レイアウトを表示] ドロップダウン・リストからカラムのレイアウトを選択して、既存のカラムレイアウトを一致するようにカラムを選択します。

カラムレイアウトを変更できます。ドロップダウン・リストの隣にある [設定] (歯車) をクリックして、[Configure Columns (カラム設定)] ダイアログボックスを開き、次の操作を行います。

  1. [Configuration (設定)] ドロップダウン・リストから使用するレイアウトを選択します。
  2. 表示/非表示にするカラムをオン/オフにします。

    結果: 新しい表示レイアウトが、[Configuration (設定)] ドロップダウン・リストに追加され、元のレイアウトの名前に <コピー n> が追加されます。

  3. [Rename (リネーム)] ボタンをクリックして、カスタマイズした表示レイアウトに適切な名前を付けます。
  4. [OK] をクリックしてカスタマイズした表示レイアウトを保存します。

グリッドのカラム名の右をクリックして、カラムを非表示すべてのカラムを表示、またはカラムレイアウトを設定することができます。メインの [サーベイレポート] に表示するレイアウトを選択し、[トップダウン] タブに別のレイアウトを選択することができます。

カラムレイアウトでカラムを表示/非表示にすると、現在のレイアウトを使用するすべてのグリッド ([サーベイレポート] グリッドや [トップダウン] タブ) に変更が適用されます。ただし、別のグリッドに影響することなく、1 つのグリッドのカラムのみを再配置できます。

[Code Analytics (コード解析)] タブ

このタブで選択したループ/関数の最も重要な統計を表示します。

[コード解析] タブは次の領域で構成されます。

[Assembly (アセンブリー)] タブ

このタブには選択したループに対応するアセンブリーが表示されます。

[アシスタント] タブ (スレッド化パースペクティブでのみ)

このタブは、ソースコード中のアノテーションに関連する推奨事項を示します。

コントロール

このペインの左上にあるドロップダウン・メニューを選択して、各種タスクコード構造のアノテーション付きソースコードの例と、使用する言語に対する推奨ビルド設定を表示します。次のオプションが利用できます。

  • [Iteration Loop, Single Task (反復ループ、シングルタスク)] - タスクコードにループ本体全体が含まれる単純なループ構造向けのアノテーション・コードを表示してコピーします。この一般的なタスク構造は、並列サイト内で単独のタスクが必要である場合のみに使用されます。

  • [Loop, One or More Tasks (ループ、1 つ以上のタスク (制限付き))] - タスクコードにループ本体全体が含まれないループ、または複数のタスク終了アノテーションを含む特定のタスクの開始/終了境界必要とする複雑なループ/コード向けのアノテーション・コードを表示してコピーします。この構造は、並列サイト内で複数のタスクが必要とされる場合にも使用できます。

  • [Function, One or More Tasks (関数、1 つ以上のタスク (制限付き))] - 複数の関数を呼び出す (タスク並列) コード向けのアノテーション・コードを表示してコピーします 。この構造は、並列サイト内で複数のタスクが必要とされる場合に使用します。

  • [Pause/Resume Collection (Pause/Resume アノテーション)] - アノテーションが一時的にデータの収集を停止し、後で再開するようなアノテーション・コードを表示してコピーします。ターゲット・プログラムの必要のない実行部分をスキップすることで、収集するデータ量を最小化して、大規模なアプリケーションの解析をスピードアップできます。これらのアノテーションは並列サイトの外部に追加します。

  • [ビルド設定] - ビルド (コンパイラーとリンカー) 設定を表示してコピーします。ビルド設定は使用する言語に固有です。

テキスト表示領域にアノテーション付きのサンプルが表示されます。テキスト行をクリップボードへコピーするには、コードを選択して右クリックしコンテキスト・メニューから [クリップボードへコピー] を選択するか、テキスト領域の右上にある ボタンを使用します。

[推奨事項] タブ

このタブでベクトル化の問題を修正する方法に関するコードに固有の推奨事項を取得できます。

コントロール

インテル® Advisor で検出可能なすべてのパフォーマンスに関連する問題のリストを表示できます。インテル® Advisor が検出した問題をクリックして、 C++ または Fortran の問題を表示します。

[問題] と [推奨事項] がリストに示されます。それぞれの問題の下に、問題の説明と解決方法を示す推奨事項、およびサンプルコードが表示されます。トピックに関連する追加情報があることを示す関連情報へのリンクが示される場合もあります。

検出された問題リストの右をクリックすると、その問題にジャンプできます。