収集のポーズと再開アノテーションを使用することで、データ収集をポーズおよび再開して、ターゲットプログラムの実行の不要な部分をスキップすることができます。データ収集をポーズすると、ターゲットの実行はデータ収集を再開するまで続行されます。データ収集をポーズすることで、収集されるデータ量を最小化し、大規模なアプリケーションの解析をスピードアップします。
これらのアノテーションに加えて、コマンドバーにあるボタンをクリックしてデータ収集をポーズおよび再開することができます。
サーベイとスータビリティー・ツールは、データ収集をポーズした状態、または有効な状態のいずれかで解析を開始することができます。例えば、[Start Paused (ポーズして開始)] ボタンは、データ収集 (解析) が無効な状態で解析するターゲットの実行を開始します。いったん、ツールが開始されたら、[Pause (ポーズ)] / [Resume (再開)] ボタンを使用するか、または同等の Pause 収集/Resume 収集アノテーションを実行して、データの収集をポーズおよび再開できます。
依存関係ツールはデータ収集が有効な状態で開始しますが、[Pause (ポーズ)] ボタンを使用するか、または Pause 収集アノテーションを実行して、データ収集をポーズできます。収集のポーズと再開アノテーションは、次のように追加できます。
このアノテーションは、対応する収集の再開 (disable-collection-pop) アノテーションが実行されるまで、プログラムの解析を完全に停止します。これにより、プログラムの不要な領域の解析オーバーヘッドを軽減できます。このアノテーションは、依存関係、サーベイ、およびスータビリティー・ツールで使用できます。このアノテーションは、ほとんどのアノテーションのモニターを完全に無効にするため、並列サイト外などに慎重に追加してください。複数のプッシュが行われると、収集を再開するにはそれらすべてをポップする必要があります。
構文:
C/C++: |
ANNOTATE_DISABLE_COLLECTION_PUSH; |
Fortran: |
call annotate_disable_collection_push() |
C#: |
Annotate.DisableCollectionPush(); |
このアノテーションに引数はありません。
C/C++ では、このアノテーションに引数はありません。
このアノテーションは、収集のポーズ (disable-collection-push) アノテーションで停止された解析を再開します。このアノテーションは、依存関係、サーベイ、およびスータビリティー・ツールで使用できます。収集のポーズ・アノテーションは、ほとんどのアノテーションのモニターを完全に無効にするため、並列サイト外などに慎重に追加してください。
構文:
C/C++: |
ANNOTATE_DISABLE_COLLECTION_POP; |
Fortran: |
call annotate_disable_collection_push() |
C#: |
Annotate.DisableCollectionPop(); |
このアノテーションに引数はありません。