data-transfer

特性化中にデータ転送をモデル化するため詳細レベルを設定します。

GUI オプション

インテル® Advisor の解析 [ワークフロー] > [オフロードのモデル化] > [特性化] > [データ転送シミュレーション]

[プロジェクトのプロパティー] > [解析ターゲット] > [サーベイ解析タイプ] > [トリップカウント & FLOP 解析] > [高度] > [データ転送シミュレーション・モード]

構文

--data-transfer=off | light | medium | full

引数

引数

説明

off

データ転送のシミュレーションを無効にします。

light

ホストメモリーとデバイスメモリー間のデータ転送をモデル化します。

Medium (中)

ホストメモリーとデバイスメモリー間のデータ転送をモデル化し、メモリー・オブジェクトをオブジェクトにアクセスしたループに関連付けて、スタックメモリーへのアクセスを追跡します。

full

データ転送をモデル化し、メモリー・オブジェクトをオブジェクトにアクセスしたループに関連付けて、スタックメモリーへのアクセスを追跡し、ホストとターゲット間でデータが転送される際に再利用できる可能性がある場所を特定します。

デフォルト

off

影響するアクション

collect=tripcounts

collect=offload

使用法

使用するとオーバーヘッドが増加します。

注:

data-transfer オプションは、enable-data-transfer-analysis オプションとその変更よりも優先されます。両方を指定すると、data-transfer はすべての enable-data-transfer-analysis による変更を上書きします。

  1. サーベイ解析を実行します。

  2. 特性化ステージと完全なデータ転送シミュレーションによるトリップカウント & FLOP 解析を実行します。

  3. ターゲットデバイスのアプリケーションのパフォーマンスをモデル化します。

advisor --collect=survey --static-instruction-mix --project-dir=./advi_results -- ./myApplication
advisor --collect=tripcounts --flop --data-transfer=full --project-dir=./advi_results -- ./myApplication
advisor --collect=projection --project-dir=./advi_results

関連情報